寝たきり、要介護の方へ
ご自宅に伺って治療をします
【ご予約・お問い合わせ先】
04‐7199‐9290
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当院では「訪問歯科診療」を行っております。下記のような事情で、歯科医院に来れない患者さんを訪問し、歯科診療を行います。「在宅診療」「歯科往診」とも言います。
寝たきりだったり、お身体が不自由な方は、お口の中が不衛生になりがちです。お口のケアが十分でないために、お口の健康が保てなくなってしまいます。そうすると、「食べる」機能が衰えることになり、本来大きな楽しみのひとつである「食べる喜び」が減少してしまいます。
ご高齢の方にとって、食べることは人生の大きな喜びです。それが失われてしまってよいはずはありません。歯や歯茎など、お口の中を清潔にすることで、食べ物の「味」がよくわかるようになります。美味しく食事が楽しめ、生きがいや健康維持にもつながっていきます。
高齢社会が続く今、少しでも快適な食生活をお送りいただくためにお手伝いができればと思っております。もしも下記の内容に該当する方がいらっしゃれば、ぜひ当院の「訪問歯科診療」をご活用ください。
当院の「訪問歯科診療」の特徴についてご紹介します。
訪問歯科診療は、一般の歯科診療とは異なります。「寝たきりの方」「お身体が不自由な方」「ご高齢の方」に対して歯科治療を行う場合が多く、特別な経験と知識が必要となってきます。また、高齢になると、虫歯・歯周病になるリスクも高くなってきます。そのため、ご家族や介護施設の方は特に注意が必要となります。
しかし、日々の家事や仕事が忙しく、なかなか細かい部分まで見れない現状もおありかと思います。そんなご家族や介護施設の方の負担を軽減するのが、当院の役目だと思っております。高齢者医療に精通した歯科医師やスタッフによる「訪問歯科医療」をご提供いたします。
よくニュースなどで「誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)」という言葉を耳にすると思います。詳しく説明すると、細菌を含んだ唾液などが誤って「気管」や「肺」に入って発症する「肺炎」のことを言います。
食べ物・飲み物を飲み込む動作を「嚥下(えんげ)」と言い、これが正常にできないことを「嚥下障害」と言います。嚥下の機能が低下すると、食べ物や飲み物が食道に入りません。誤って、気管や気管支に入ってしまいます。これを「誤嚥(ごえん)」といい、気管で細菌が繁殖し肺炎に起こすことがあります。
通常、成人なら誤って気管に入っても自然に吐き出したり、細菌から身を守る「免疫力」がありますので問題になりません。しかし、高齢者、特に寝たきりの方、身体が不自由な方は、自然反射的な動作が難しいので、細菌が気管に侵入しやすく、抵抗力や免疫力も落ちていますので、「誤嚥性肺炎」になりやすいのです。
厄介なことに「誤嚥性肺炎」は再発を繰り返しやすいです。細菌が薬に対して「耐性」をつけますので、抗菌薬の効果が弱くなるからです。最悪の場合、死に至ることもあります。厚生労働省の統計では、日本人の死亡原因は「肺炎」が4位です。肺炎で死亡する方の90%以上は75歳以上、90歳以上となると「肺炎」は死亡原因の2位となります。それほど危険性の高い病気なのです。
そんな恐ろしい病気である「誤嚥性疾患」のリスクを軽減するには、お口の中を清潔に保つことが重要ですが、加えて「嚥下訓練」も非常に大切です。当院の担当ドクターは、大学病院で「摂食嚥下リハビリテーション」を学んでいます。当院では「お口の衛生管理」「嚥下機能の向上」を同時に行っていきます。
要介護状態や障害により歯科医院へ通院可能な方
当院にお電話していただき、症状やご要望をお伝えください。患者さんのご自宅に伺う日程を決めさせていただきます。
ご予約いただいた日時に担当ドクターが伺います。ご自宅以外でもご要望がございましたら、老人ホーム、病院などにも伺うことが可能です。
患者さん、ご家族の方に「問診票」をご記入いただき、詳しいご要望を歯科医師が伺います。治療内容をご相談した上で、治療をご希望される方のみ治療開始となります。
診療では、寝たまま、車椅子に座ったままなど、患者さんが楽な姿勢で診療をお受けいただけます。お口全体の歯・歯肉・口腔の機能をチェックし、お一人お一人に必要な治療と口腔ケア・嚥下訓練などを行います。
当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。