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インビザライン矯正で八重歯は治療できる?治療法や矯正期間を解説

2024年12月13日

▼目次

1. 八重歯になる原因とは?

2. インビザライン矯正で八重歯を矯正する方法

3.八重歯をインビザライン矯正で治療するメリット

4. 八重歯のインビザライン矯正にかかる期間はどのくらい?

 
 
日本では昔から、八重歯はチャームポイントで可愛らしいというイメージがあります。ですが、実は八重歯は歯の位置異常で、歯並びの乱れから口腔内の健康に影響を及ぼす場合もあります。
最近では、インビザライン矯正という目立ちにくい治療方法が注目されていますが、八重歯はインビザライン矯正で治療できるのでしょうか。
今回は、八重歯になる原因や、インビザライン矯正による八重歯の治療法、メリット、治療期間についても詳しく解説します。
 
 

1. 八重歯になる原因とは?

 
八重歯はなぜできるのでしょうか?その原因を以下に解説します。
 

➀顎の成長不足

顎が小さい場合、永久歯が並ぶスペースが不足し、歯が正しい位置に生えず八重歯となることがあります。
 

②永久歯が大きい

永久歯が大きいと、歯列のアーチに収まりきらず、八重歯になる可能性が高くなります。
 

③乳歯が抜けるタイミングが遅い

乳歯がなかなか抜けないと、永久歯が生えるスペースが狭くなります。その結果、歯が前方に押し出されてしまい、八重歯になることがあります。
 

➃遺伝的要素

歯と顎の大きさは、遺伝的要素が大きく影響します。家族に八重歯がある場合、遺伝によって似たような歯並びになる可能性があります。
 
 

2. インビザライン矯正で八重歯を矯正する方法

 
インビザライン矯正は、透明なマウスピースを使って歯を徐々に移動させる矯正治療法です。
八重歯の矯正にも対応できるケースが多く、以下のような方法で治療が進められます。
 

➀初診と精密検査

治療を始める前に、歯科医師が歯並びの状態を詳しく検査・診断します。
口腔内スキャナーを使用して歯型を3Dスキャンし、歯の動きをシミュレーションします。
 

➁治療計画の立案

インビザライン専用のシステムを使い、八重歯を含めた全体の歯並びをどのように整えるか計画します。
この計画では、歯の移動する順序や期間が詳細に設定されます。
 

➂アタッチメントの使用

八重歯が特に重度の場合、歯にアタッチメントと呼ばれる小さな突起を付け、マウスピースと歯がしっかり噛み合うようにします。
これにより効率的に歯を動かすことができます。
 

➃マウスピースの装着

患者さんは1日20~22時間、マウスピースを装着します。
約1~2週間ごとに新しいマウスピースに交換し、少しずつ歯を理想の位置へ移動させます。
 
インビザライン矯正は金属のブラケットを使用しないため、金属アレルギーの方でも使用することができます。
また、取り外し可能なため、食事や歯磨きがしやすい点も大きなメリットです。
矯正治療をスムーズに進めるためには、日々のマウスピースの着用習慣が鍵となります。
歯科医師と密に連携を取り、進捗を確認することが重要です。
 
 

3.八重歯をインビザライン矯正で治療するメリット

 
八重歯をインビザライン矯正で治療するメリットを以下に詳しく解説します。
 

➀むし歯や歯周病のリスク軽減

八重歯は歯磨きがしにくいことがあるため、歯垢や食べかすが溜まりやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まります。 インビザライン矯正により歯を整列させることで、口腔内の清掃がしやすくなり、これらのリスクを軽減することができます。
 

➁見た目や発音の改善

八重歯が目立つことで自信を失ったり、発音に影響を与えることがあります。 インビザライン矯正は、歯並びを整え、自然な笑顔や話しやすさを取り戻す手助けとなります。
 

➂口臭の改善

八重歯があると歯と歯の間に歯垢や食べかすが溜まりやすく、これが原因で口臭が発生することがあります。 インビザライン矯正で八重歯を整えることで、歯磨きをしやすくなり、口臭の改善が期待できます。
 

➃噛み合わせの改善

八重歯が原因で噛み合わせが悪くなると、食事がしづらくなり栄養摂取にも影響を及ぼす可能性があります。 インビザライン矯正を行うことで、歯全体でしっかり噛めるようになり、健康的な食生活をサポートします。
 
このようにインビザライン矯正は、口腔内の健康を向上させる助けとなり、さらにそれが全身の健康にも繋がることもあります。
 
 

4. 八重歯のインビザライン矯正にかかる期間はどのくらい?

 
八重歯のインビザライン矯正にかかる期間は、歯並びの状態や治療の進行具合によって異なりますが、一般的な目安を以下に解説します。
 

➀軽度の八重歯

他の歯並びに大きな問題がなく、軽度の八重歯の場合、6ヶ月~1年程度で治療が完了するケースがあります。
 

➁中度~重度の八重歯

歯並び全体を調整する場合、1年半~2年半程度かかることがあります。
 
治療期間を長引かせないためのポイントについても解説します。
 

➀マウスピースの装着時間を守る

指定された時間を守って装着することが、治療をスムーズに進める鍵です。
 

➁定期的な診察を怠らない

歯科医師による調整やアドバイスを受けることで、治療の進行状況を確認し、必要に応じた対応が可能です。
 

➂口腔内を清潔に保つ

むし歯や歯周病を予防することで、治療が中断するリスクを減らすことに繋がります。
 
インビザライン矯正は、目立たない治療でありながら、八重歯の矯正にも対応できる治療法です。
八重歯が軽度であれば短期間での治療が可能ですが、症状が重い場合でも計画的に進めることで歯並びの改善が期待できます。
 
流山デンタルランドでは、患者さん一人ひとりに最適な治療計画をご提案いたします。
自分に合った治療法を見つけて、健康的で美しい歯並びを手に入れましょう。
 
流山市、流山おおたかの森駅周辺で歯並びに悩んでいる方は、流山デンタルランドにご相談ください。
 
 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


マウスピース矯正の治療期間はどれくらい?他治療法との比較や長引かせないコツ

2024年12月11日

▼目次

1. マウスピース矯正の治療期間の目安

2. ワイヤー矯正と比較したマウスピース矯正と治療期間

3. マウスピース矯正の治療期間を長引かせないコツ

 
 
マウスピース矯正は、目立ちにくい装置で、患者さんご自身が取り外しできるため、多くの人に選ばれている矯正治療法です。
しかし、治療を始める前に「どれくらいの期間が必要なのか」「他の矯正治療とはどう違うのか」といった疑問を持つ方も少なくありません。
今回はマウスピース矯正の治療期間の目安や、従来のワイヤー矯正との比較、治療期間を長引かせないためのポイントを詳しく解説します。
マウスピース矯正を始めようと思っている方や、マウスピース矯正中の方はぜひ参考にしてみてください。
 
 

1. マウスピース矯正の治療期間の目安

 

マウスピース矯正の治療期間

患者さんの歯並びの状態や最終的な歯並びの状態によって異なりますが、平均的には6か月から最長で5年程とされています。
 

治療期間を左右する主な要因

➀歯並びの状態
歯列不正が軽度の場合や、前歯だけを動かす場合、噛み合わせの調整がほとんど必要ない場合には、治療期間は6か月から1年程度で済む可能性があります。一方で、奥歯を大きく動かしたり、上下の噛み合わせを大幅に調整する必要がある場合は、2年以上の治療が必要になる可能性もあります。
 
➁治療計画の内容
歯科医師が設定する治療計画も期間に大きな影響を与えます。例えば、1回で歯をどれくらい動かすか、マウスピースの交換頻度をどの程度にするかなど、治療のペースは患者さんの歯並びの状態や目標によって異なります。
 
➂患者さんの協力度
マウスピース矯正では、1日20~22時間の装着が求められます。この装着時間を守られるかどうかが、最終的な治療期間に直結します。装着時間が不足すると計画通りに歯が動かず、治療が遅れることがあります。
 
➃年齢と歯の動きやすさ
一般的に、若い年齢の方の方が顎の骨が柔らかいため、歯の動きが早く、治療期間も短くなる傾向があります。ただし、患者さんの口腔内の状態によりますが、成人や中高年の方でも治療を行うことは可能な場合もあります。
 

症状の程度別の治療期間の目安

軽度の歯列不正:6か月~1年
中程度の歯列不正:1年~1年半
重度の歯列不正:2年以上

 
 

2. ワイヤー矯正と比較したマウスピース矯正と治療期間

 
矯正治療には、主にマウスピース矯正とワイヤー矯正という2つの治療方法があります。
それぞれの治療期間や適応範囲には特徴があり、患者さんの歯列不正の状態や治療目標に応じて選択されます。
 

マウスピース矯正

軽度から中程度の歯列不正の治療に使用されることが多い治療法です。
例えば、前歯の矯正や軽い噛み合わせの調整など、比較的歯の移動がしやすいケースでは特に効果的です。
そのためその治療期間は、短い場合は平均6か月からと、短期間で効果を得られる可能性があることが特徴です。
しかし、重度の不正咬合や複雑な噛み合わせの調整が必要な場合には対応が難しく、治療が長期化するリスクもあります。
 

ワイヤー矯正

軽度の症例にも使用されることがありますが、重度の歯列不正や複雑なケースでも使用されることが多いです。
特に奥歯を大きく動かしたり、顎全体の噛み合わせを調整する必要があるケースでは、ワイヤー矯正が選択されることが多くなります。
そのためその治療期間は、平均1年半~3年程度、骨格的な問題がある場合はそれ以上の治療期間がかかる場合があります。
また装置が歯を常時固定して動かすため、治療が計画通りに進みやすい傾向にある反面、治療期間は長くなります。
 
 

3. マウスピース矯正の治療期間を長引かせないコツ

 
マウスピース矯正では、計画通りに治療を進めるためにいくつかのポイントがあります。
患者さんの歯の移動がスムーズに進行するよう、以下のポイントをを意識することで、治療期間を長引かせずに進めることができる可能性が高くなります。
 

➀装着時間を守る

マウスピース矯正を成功させるための基本は、装着時間を守ることです。
1日20~22時間装着しないと、歯が計画通りに動かないだけでなく、次のマウスピースが合わなくなる可能性があります。
装着時間を管理するアプリを活用するのも有効です。
 

➁マウスピースの交換スケジュールを守る

歯科医師が指示したタイミングで次のマウスピースに交換することが重要です。
交換を早めたり遅らせたりすると、治療の進行が遅れることもあります。
 

➂定期的な診察を受ける

矯正治療の進行状況を確認し、必要に応じて調整を受けることが大切です。
特に痛みや違和感がある場合は早めに相談することで、計画の遅れを防ぐことができます。
 

➃口腔ケアを徹底する

むし歯や歯周病が発生すると、治療が一時中断する可能性があります。
毎食後の歯磨きやデンタルフロスの使用を習慣化し、口腔内を清潔に保ちましょう。
 
これらのポイントを実践することで、マウスピース矯正を計画通りに進めることが期待できます。
 
 
マウスピース矯正の治療期間は6か月から最長で5年程度が目安ですが、歯並びの状態や患者さん自身の努力によっても期間は変動します。
治療期間をスムーズに進めるためには、装着時間の厳守や口腔ケア、定期的な診察が欠かせません。
 
 
流山デンタルランド・矯正歯科では、患者さん一人ひとりに合わせた治療計画をご提案しています。
流山おおたかの森近くで矯正治療を検討している方は、流山デンタルランド・矯正歯科へお問い合わせください。
 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


マウスピース矯正で出っ歯は治る?出っ歯の原因と治療法を解説

2024年12月4日

▼目次

1. マウスピース矯正で出っ歯は治せる?

2. 出っ歯や口ゴボになる原因とは

3. 出っ歯や口ゴボを放置するリスク

4. マウスピース矯正での治療の流れ

 
 
出っ歯や口ゴボ(口元が突出した状態)は、見た目だけでなく機能面にも影響を及ぼすことがあります。
矯正治療の選択肢として、マウスピース矯正が注目されていますが、「マウスピース矯正で出っ歯は治せるのか?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
 
今回は、マウスピース矯正が出っ歯の治療にどのように役立つのか、またその原因や放置するリスク、治療の流れについて詳しく解説します。
 

 

1. マウスピース矯正で出っ歯は治せる?

まず、出っ歯とは、上の前歯が前方に突出している状態を指します。
医学的には「上顎前突」と呼ばれ、歯や顎の骨格の構造、生活習慣など、さまざまな要因が関与している場合があります。
見た目の問題だけでなく、噛み合わせの不具合や発音への影響など、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。
 
出っ歯は、マウスピース矯正で治療することが可能です。
マウスピース矯正は透明なマウスピース(アライナー)を使用し、前歯を少しずつ後方に移動させることで歯並びや噛み合わせを整えます。
 
ただし、出っ歯の程度や原因によっては、治療の効果に個人差が出ることもあります。
重度の出っ歯や骨格の影響が強い場合、マウスピース矯正だけでは効果が十分でないこともあるため、場合によってはワイヤー矯正や外科的治療が検討されることがあります。
 
最適な治療方法については、まず歯科医師による診断を受け、自分に適した矯正方法を確認することが大切です。
 
 

2. 出っ歯や口ゴボになる原因とは

出っ歯になる主な原因には、以下のようなものがあります。
 

①遺伝的要因

出っ歯の大部分は遺伝によるものとされています。家族に出っ歯の方がいる場合、顎の形状や歯の大きさが似ることで、出っ歯になりやすくなります。
歯の生え方、上顎が過度に成長してしまうケースや逆に下顎が成長が足りず上顎が出っ張って見える等などの要因があります。
 

②生活習慣や癖

幼少期に指しゃぶりや舌を前歯に押し付ける癖があると、前歯が徐々に前に出てしまうことがあります。
また。口呼吸も顎や歯並びに悪影響を与えることがあります。
 

➂口腔内の成長や発達の問題

乳歯が早期に抜けたり、永久歯が正しい位置に生えてこない場合、不正咬合(噛み合わせの異常)が生じることがあります。
 

④骨格的要因

上顎が突出している、または下顎が後退している骨格の場合、出っ歯や口ゴボが顕著になります。このような場合は、矯正だけではなく骨格自体の治療が必要になることがあります。
 
 

3. 出っ歯や口ゴボを放置するリスク

出っ歯を放置すると、審美性や健康面に影響を及ぼす可能性があります。特に、口元の見た目や口腔内の健康状態に関連するリスクは見逃せません。以下で詳しく解説します。
 

①むし歯や歯周病のリスクが高まる

出っ歯の場合、前歯が唇を持ち上げるため、口が閉じにくくなりがちです。その結果、口が開いた状態で過ごす時間が長くなり、口内が乾燥しやすくなります。
口内が乾燥すると唾液の分泌が減少し、細菌が繁殖しやすい環境になります。その結果、むし歯や歯周病の発症リスクが高まります。
 

➁発音や会話への影響

歯並びが悪いと、特定の音が発音しづらくなることがあります。特に「サ行」や「タ行」の発音に影響が出ることがあります。
 

➂噛み合わせの問題

出っ歯は正しい噛み合わせを妨げ、咀嚼がうまくいかないことがあります。これにより、消化不良や顎関節症の原因となる可能性があります。
 

④見た目のコンプレックス

見た目の影響により、自己肯定感が低下することがあります。特に子どもや若年層にとって、心理的な負担となる場合があります。
 
 

4. マウスピース矯正での治療の流れ

マウスピース矯正では、透明なマウスピースを装着し、歯を少しずつ後方へ動かし、出っ歯を改善していきます。治療は以下の流れで進みます。
 

①初診と診断

まずは歯科医師の診察を受け、出っ歯の程度や原因を診断します。
歯の位置や噛み合わせ、顎の状態を確認し、マウスピース矯正が適切な治療法かどうかを判断します。この診断により、治療計画と期間の目安が決まります。
 

②マウスピースの作成と装着

診断結果に基づき、患者さんの歯に合わせたマウスピースを作成します。
マウスピースは1~2週間ごとに交換され、歯を徐々に理想の位置に動かしていきます。
治療中は食事や歯磨きの際に取り外しが可能なため、快適に治療を進められます。
 

③定期診察と調整

通常、数ヶ月に1回の定期診察を行い、歯の動き具合や治療の進行を確認します。
歯科医師がマウスピースの効果を確認し、必要に応じて調整を行います。計画に沿って治療が進行しているかを確認することで、確実な治療が可能となります。
 

④保定期間

治療完了後も、歯並びを安定させるための保定期間が必要です。
治療後の歯は元の位置に戻ろうとする性質があるため、リテーナーと呼ばれる保定装置を使用し、歯並びを維持します。
保定期間は通常6ヶ月から2年程度で、歯科医師の指示に従って管理を行います。
 
 
マウスピース矯正は、出っ歯や口ゴボの改善に有効な治療法です。
軽度から中等度の出っ歯には適しており、見た目だけでなく、噛み合わせや口腔内の健康にも良い影響を与えます。
一方で、重度の出っ歯や骨格的な問題が原因の場合は、他の治療法が必要となる場合もあります。
まずは歯科医院で適切な診断を受け、自分に合った治療計画を立てることが重要です。
 
 
流山デンタルランド・矯正歯科では、一人ひとりの症状に合わせて、最適な治療プランをご提案しております。
出っ歯や口ゴボでお困りの方は、お気軽に当院までご相談ください。

 
 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


マウスピース矯正とは?基本知識やインビザラインについて解説

2024年11月12日

▼目次

1. マウスピース矯正の基本とその仕組み

2. インビザラインの特徴

3. マウスピース矯正が向いている人

4. マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

 
 
近年、歯列矯正の一つの方法として注目を集めているのが「マウスピース矯正」です。この治療法は透明なマウスピースを使用し、見た目に配慮した治療が可能であるため、多くの患者さんに選ばれています。実際にこの治療法がどのような仕組みで機能し、どのような症状に対して効果があるのかは、あまり知られていないことも多いです。
 
今回は、マウスピース矯正の仕組みや特徴、そしてワイヤー矯正との違いなどについて詳しく解説していきます。
 
 

1. マウスピース矯正の基本とその仕組み

 
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを使って歯を少しずつ動かし、理想の歯並びに整える矯正治療の一種です。
従来のワイヤーやブラケットを使った矯正とは異なり、目立ちにくく、取り外しができるという特徴があります。歯の見た目を気にする方に選ばれています。
 
マウスピース矯正では、まず患者さんの歯の状態を3Dスキャンを用いてスキャンし、そのデータをもとに治療計画を立てます。次に、計画に基づいて作られた複数のマウスピースを順番に装着し、定期的に新しいマウスピースに交換していきます。各マウスピースは少しずつ異なる形状をしており、歯を段階的に移動させます。この過程を数ヶ月から数年かけて行うことで、歯並びを矯正します。
 
 

2. インビザラインの特徴

 
インビザラインは、マウスピース矯正の中でも広く認知されるブランドです。
主に以下のような特徴があります。
 

①世界中での治療実績

インビザラインは、100以上の国と地域で利用されており、1,100万人を超える患者さんが治療を受けた実績があります。この豊富な実績から、軽度から中程度までさまざまな歯並びの症状に対応できるとされています。
 

②精密な3Dシミュレーションによる治療計画

インビザラインの治療は、3Dシミュレーション技術を用いて計画していきます。
治療の初期段階で、歯の移動の過程や最終的な歯並びをシミュレーションするため、治療の見通しを立てやすく、ゴールを確認することができます。
 

➂適応症例が幅広い

インビザラインは、幅広い症例に対応できることでも知られています。特に、従来のマウスピース矯正では難しかった複雑な歯並びにも対応できる場合があり、症例の幅広さで高く評価されています。
 
 

3. マウスピース矯正が向いている人

 
マウスピース矯正は、すべての患者さんに適しているわけではありませんが、以下に、マウスピース矯正が特に向いている方の特徴を紹介します。
 

①見た目を気にする方

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくいため、特に見た目を重視する方に向いています。仕事や日常生活で他人に気づかれることなく矯正治療を進めたいという方や、対面での接客や営業など、外見が重要な役割を果たす職業の方にとって、ストレスなく治療が行える点が大きなメリットです。
 

②自己管理ができる方

マウスピース矯正は、患者が自分でマウスピースを装着・取り外しできるため、自己管理が求められます。マウスピースは1日20~22時間以上の装着が推奨されており、食事や歯磨き以外の時間に装着を忘れると、治療が予定通り進まなくなる可能性があります。そのため、自己管理がしっかりできる方がマウスピース矯正に向いています。
 

➂食事や歯磨きの際に装置を外したい方

食事の際に矯正装置が気になる方や、通常のブラケット装置では食べ物が詰まりやすく、歯磨きが困難になることが心配な方に、マウスピース矯正は向いています。食事や歯磨きの際に装置を取り外すことで、食事の制限が少なく、行うことができます。
 
 

4. マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

 
マウスピース矯正とワイヤー矯正は、どちらも歯並びを治すための治療法ですが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。ここでは、マウスピース矯正とワイヤー矯正の主な違いを解説します。
 

①見た目の違い

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。一方、ワイヤー矯正は金属製のブラケットやワイヤーを使うため、装置が目に見えてわかります。見た目を気にする方にとって、マウスピース矯正の「目立ちにくい」というメリットは大きいでしょう。特に、成人の方で接客業、営業職の方には、マウスピース矯正を選択される方がいらっしゃいます。
 

②取り外しの可否

マウスピース矯正のマウスピースは、食事や歯磨きの際に取り外せるため、食べ物が装置に詰まる心配がなく、歯磨きやデンタルフロスを使ったオーラルケアも普段通り行うことができます。一方で、ワイヤー矯正は装置が固定されているため、食事中に食べ物が詰まりやすく、口腔内のケアが難しくなることがあります。そのため、食事制限や細かいケアが必要になることがワイヤー矯正のデメリットです。
 

➂通院回数の違い

通常、ワイヤー矯正では、定期的なワイヤーの調整やブラケットのチェックが必要なため、月に1~2回程度の通院が求められます。一方、マウスピース矯正では、マウスピースの交換を自宅で行うことができるため、通院回数が少なく済むことが特徴です。忙しい方や遠方から通院している方にとって、通院頻度が少ないという点は、マウスピース矯正の大きなメリットです。
 
 
マウスピース矯正は、透明で目立たず取り外しが可能なため、見た目や快適さを重視する方に最適です。一方、ワイヤー矯正は複雑な症例にも対応できます。両者の違いを理解し、自身のニーズに合った治療法を選ぶことが大切です。
 
 
流山デンタルランドでは、患者さん一人ひとりに最適な治療プランを提供し、安心して治療に取り組んでいただけるようサポートしています。
流山市、流山おおたかの森駅周辺で歯並びや矯正に関するご相談は、お気軽に当院へお問い合わせください。
 
 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


アライナーは何枚必要?マウスピース矯正の治療期間や注意点を解説

2024年11月7日

▼目次

1. アライナーの平均枚数と治療期間

2. マウスピース矯正の通院頻度

3. 矯正治療中にアライナーの枚数は増える?

4. マウスピース矯正で変化を感じるアライナーの枚数

 
 
マウスピース矯正は、透明で目立たない装置を使用して行う矯正方法です。アライナーと呼ばれる透明なマウスピース型の装置を順番に交換していくことで、歯を少しずつ理想的な位置に動かしていきます。
今回は、マウスピース矯正で使用するアライナーの平均枚数や治療期間について詳しく解説します。
 
 

1. アライナーの平均枚数と治療期間

 
マウスピース矯正で使用されるアライナー(マウスピース)は、患者さんの歯並びや治療の内容によって異なりますが、一般的には20〜50枚前後のアライナーを使用することが多いです。
 
通常、1つのアライナーは約2週間使用し、その後新しいものに交換します。したがって、治療期間は通常6ヶ月から2年程度とされています。
 
アライナーの枚数が多いほど、治療期間が長くなる傾向があります。例えば、軽度の歯並びの不正であれば、20枚程度のアライナーで済むことが多いですが、複雑な歯列矯正が必要な場合は、50枚以上のアライナーが必要になることもあります。
 
 

2. マウスピース矯正の通院頻度

 
マウスピース矯正の通院頻度は、一般的には2〜3ヶ月に1回が目安となっています。しかし、治療開始直後はトラブルが発生しやすいため、1ヶ月に1回の通院を推奨する歯科医院もあります。
 
特に、アライナーに慣れるまでは正しく装着できないことがあり、計画通りに歯が動かない場合や、口内炎ができるリスクが高まることから、通院頻度を高める歯科医院も少なくありません。通院する歯科医院の指示に従いましょう。
 
一方で、装着に慣れてきた後は、4〜6週間ごとに通院し、治療の進行状況やアライナーのフィット感を確認します。ただし、通院頻度は症例や治療の進捗、歯科医院の方針によっても異なるため、必ず歯科医師の指示に従うことが大切です。定期的な通院を続けることで、治療を順調に進めることができます。
 
 

3. 矯正治療中にアライナーの枚数は増える?

 
マウスピース矯正では、治療開始時に必要なアライナーの枚数が決定されますが、治療の進行状況や歯の動きによって、追加でアライナーが必要になることがあります。これは、計画通りに歯が動かない場合や予期しない歯の動きが起こった場合に、新たな調整が必要になるためです。
特に、複雑な症例や歯の動きが予測よりも遅い場合には、追加のアライナーを製作して治療計画を修正することが一般的です。この追加のアライナーは「リファインメント」と呼ばれ、治療の微調整に使用されます。
 

アライナーの枚数を増やさないためのポイント

治療中にアライナーの枚数が増えないようにするためには、いくつかのポイントを守ることが重要です。
 

➀アライナーの装着時間を守る

毎日20〜22時間の装着時間を守らないと、予定通りに歯が動かず、追加のアライナーが必要になることがあります。
 

➁定期的な通院で治療状況を確認する

歯科医院での定期的な診察により、治療の進行を適切に管理し、治療計画の遅れを防ぐことができます。
 

➂アライナーを正しく扱う

アライナーを正しく装着し、破損や紛失がないように注意することも、枚数の追加を防ぐための重要な要素です。
 
 

4. マウスピース矯正で変化を感じるアライナーの枚数

 
矯正治療による効果を感じるタイミングは、個人差が大きいです。マウスピース矯正で最初に変化を感じるのは、4枚目あたりからと言われています。インビザラインのアライナー1枚で約0.25mm歯を動かすことができ、4枚使用すると約1mmの移動となります。敏感な方はその変化に気付くかもしれませんが、歯並びの状態によっては1mmの移動では目に見える大きな変化を感じにくい場合もあります。
 
明らかな変化を感じやすいのは、アライナーの枚数が20枚を超えた頃です。この段階では、治療が進み、出っ歯や乱ぐい歯などが目に見える形で改善されていることが多いです。特に、矯正治療の折り返し地点に近づくと、見た目にもはっきりとした効果を実感できるでしょう。
 
ただし、もともと歯並びが比較的整っている方や、奥歯を後方へ動かす治療を行っている場合には、前歯に大きな変化が現れにくいこともあります。そのため、治療中に効果を実感できるタイミングは、症状によって異なることを理解しておくことが大切です。
 
 
マウスピース矯正では、使用するアライナーの枚数や通院頻度、治療中の変化を感じるタイミングには個人差があります。一般的に、4〜10枚目あたりで初期の変化を感じ始め、20枚を超える頃には目に見える効果が現れることが多いです。
 
治療中にアライナーの枚数が増えることもありますが、装着時間や通院を守ることで計画通りに進めることが可能です。症例や治療方針に応じて、歯科医師の指示に従い、矯正治療を続けることが大切です。
 
 
流山デンタルランド・矯正歯科では、患者さん一人ひとりに最適な治療プランを提供し、安心して治療に取り組んでいただけるようサポートしています。流山市、流山おおたかの森駅周辺で歯並びや矯正に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。
 
 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


欠損歯があっても治療可能?歯が足りない場合の矯正治療

2024年9月25日

▼目次

1. 大人の矯正治療、歯が足りなくても始められる?

2. 成人の矯正治療の特徴

3. 矯正治療時に欠損歯がある場合の対処方法

4. 欠損歯を含む矯正治療のスケジュール

まとめ

 
 
過去に抜歯や欠損歯など歯を失った経験がある患者さんは「抜歯や欠損歯があっても矯正できるのか」という疑問や不安があるかもしれません。
大人になってからの歯科矯正を考えている方の中には過去に抜歯を経験したり何らかの理由で歯が欠けていたりすることも珍しくありません。
今回は、歯が足りない場合の矯正治療について詳しく解説したいと思います。
 
 

 
 

1. 大人の矯正治療、歯が足りなくても始められる?

 
抜歯や欠損歯がある場合でも、大人の矯正治療は十分に可能です。矯正治療は、歯並びを改善するだけでなく、機能的な噛み合わせや口腔内環境の向上、そして見た目の改善を図ります。
 
大人の矯正治療には以下のような目的があります。
 

①歯並びの改善

美しい歯並びにする事で口元の審美性が向上すると、自信をもたらし笑顔を輝かせ、対人関係やビジネスシーンでの印象を向上させます。
 

②噛み合わせの改善

噛み合わせの問題は食事や発音に影響し、長期的には顎関節症などの健康問題を引き起こすことがあります。矯正治療によって1本1本の歯の機能を発揮できる状態にする事で発音機能の改善や咀嚼効率を高め、消化機能を回復することができます。
 

③むし歯・歯周病の予防のしやすさを改善

歯並びが整うことで歯磨きがしやすくなります。むし歯や歯周病の予防に繋がります。
 
 
これらの目的は、抜歯や欠損歯がある場合でも、適切な治療計画を立てることで十分に達成できます。
 
流山デンタルランドでは患者さんの口腔全体の健康状態を確認し、欠損歯や過去の治療の履歴をもとに、現在の噛み合わせや歯並びの状態を精査します。そして、患者さんの希望や生活リズムに合わせた最適な治療計画を立てることが可能です。
 
 

 
 

2. 成人の矯正治療の特徴

 
成人の抜歯後の矯正治療は一見難しそうに思われがちですが、それほど困難ではありません。治療プランやアプローチが小児期とは異なる場合はありますが、成人でも同様に骨や歯肉の状態によってより精密で計画的な治療が求められます。
 

①骨や歯の特性の違い

成人は小児の矯正と比較すると歯の移動に時間がかかる事が多いですが、治療が不可能というわけではありません。適切に矯正装置を使用することで、計画的かつ効率的に歯を動かすことが可能です。
 

②補綴治療の併用

抜歯後の空間を埋めるために、義歯やインプラントなどの補綴治療を併用することも考えられます。特にインプラントは、自分の歯とほとんど変わらない見た目と機能を持ち、長期間にわたり安定するため選択される方が多いです。
 

③目立たない矯正装置の選択

成人の場合、多くの方が職場や日常生活で目立たない矯正装置を希望されます。インビザラインといったマウスピース矯正や舌側矯正(リンガルブレース)などの選択肢があります。これらの装置は透明で目立たず矯正治療を進める事ができるのが特徴です。
 
 

 
 

3. 矯正治療時に欠損歯がある場合の対処方法

 
欠損歯がある場合の矯正治療には、それぞれのケースに応じた適切な治療方法を選び、組み合わせることが大切です。ここでは欠損歯がある場合の対処方法について説明します。
 

①一部の歯を移動させる

抜歯後の空隙を閉じるために、周囲の歯を移動させる方法があります。この方法では、矯正装置を使って計画的に歯を動かし、自然な噛み合わせを取り戻します。特に前歯部の審美的改善の際に効果的です。
 

②ブリッジや義歯、インプラントで補綴治療を行う

場合によってはブリッジや義歯、インプラントなどの補綴治療を併用することが考えられます。特にインプラントは、自分の歯とほとんど変わらない見た目と機能を持ち、長期間にわたって安定するため選択される方が多いです。
 
これらの方法から患者さんの個別のニーズに合わせて選択した治療計画を立て、最適な噛み合わせを実現するためのアプローチを取ります。
 
 

 
 

4. 欠損歯を含む矯正治療のスケジュール

 
抜歯後や欠損歯を含む矯正治療のスケジュールは以下の通りです。
※患者さんの状態や治療計画によって異なるため、あくまで一般的なものとなります。
 

①初診・相談

初診相談ではお口の中の状態を確認し、患者さんの希望や懸念をヒアリングします。この段階での治療の大まかな治療期間や金額等をご説明いたします。
 

②精密検査・診断

精密な検査(X線写真、CTスキャン、模型作成など)を行い、詳細な診断を行います。これにより具体的な治療計画が策定されます。
 

③矯正装置の装着

治療計画に基づいて矯正装置を装着します。装置の種類や治療方法は患者さんの状態によって異なりますが、一般的には月に一度程度の定期的な通院が必要です。
 

④定期的なフォローアップ

矯正治療中は定期的にフォローアップを行い、計画通りに歯が動いているかを確認します。その際の口腔内状況に合わせたブラッシング指導や口腔内の清掃、必要に応じて装置の調整を行います。
 

⑤装置の撤去・保定

治療が完了し目標とする歯並びが達成されたら、矯正装置を撤去します。その後、歯並びを安定させるための保定装置を装着します。保定期間は個人差が大きいですが、一般的には1~2年程度です。
 

⑥補綴治療の完了

ブリッジやインプラントなどの補綴治療が必要な場合、矯正治療が完了した後に行います。
 
 

 
 

まとめ

 
抜歯や欠損歯がある場合でも大人になってからの矯正治療は可能です。適切なアプローチで、歯並びや噛み合わせの改善が期待できます。また、矯正治療によって得られる美しい歯並びや自然な笑顔は、日常生活をより充実させることができるでしょう。
 
流山デンタルランド・矯正歯科では抜歯や欠損歯がある場合でも、詳細な診断と治療計画を立てることから丁寧にフォローさせていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


子どものマウスピース矯正とは?小児矯正の効果やいつから始めるべきかを解説!

2024年9月13日

▼目次

1. 子どものマウスピース矯正とは?

2. 小児マウスピース矯正の効果とは?

3. 子どものマウスピース矯正はいつから始めるべき?

4. 流山デンタルランド・矯正歯科の小児矯正の特徴について

 
 

1. 子どものマウスピース矯正とは?

 

子どものマウスピース矯正とは?

 
矯正治療の中でも、特に人気が高まっているのが「マウスピース矯正」です。
 

①マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを使って歯列を整える治療法です。
この方法は従来のワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、取り外しが可能なため、お子さんにとっても生活に取り入れやすいのが特徴です。
 

②子どもにマウスピース矯正を選ぶ理由

1.目立ちにくい…学校や日常生活で目立たないため、自信を持って笑顔を見せることができます。
2.取り外し可能…食事や歯磨きの際に取り外せるため、衛生的で虫歯予防も従来の矯正よりも簡単です。
3.痛みが少ない…ワイヤーやブラケットの調整が不要なため、痛みや不快感が少ないです。
 

③そもそも子どもの歯並びが悪くなる原因は?

子どもの歯並びを気にして、矯正治療を考える保護者の方が増えています。
昔よりも矯正治療が一般的になり、治療を受けやすくなっていますが、そもそも子どもの歯並びが悪くなる原因をご存じでしょうか。
その原因とは「顎が小さいこと」にあります。今の子どもたちは栄養状態が良いため、歯が大きく育ちます。
しかし、その反面、食べ物は柔らかいものが多くなっているため、あまり顎は成長しなくなっています。
そんな小さい顎に大きな歯が生えてきた結果、ガタガタの歯並びになってしまうのです。
当院の小児矯正は、その「歯並びが悪くなる原因そのものを改善」するアプローチで治療を進めます。
小さな顎が歯並びの原因である場合には、歯がキレイに生えるよう顎の発達を促すこともできます。
そうすることで治療費が抑えられ、治療期間も短く済ませられます。
 

④注意点とアドバイス

マウスピース矯正は、その効果を最大限に発揮するためには、お子さん自身がきちんと装着時間を守ることが必要です。
通常、1日20時間以上の装着が推奨されます。また、定期チェックを欠かさず受けることも大切です。
親御さんとしても、お子さんがしっかりと指示通りにマウスピースを装着しているかどうかをサポートするよう心がけていく必要があります。
 
子どもの歯並びや口元の美しさは、将来の健康や自信にも大きく影響します。
流山デンタルランド・矯正歯科では、お子さんが安心して治療を受けられるよう、詳しい説明と丁寧なサポートを心がけております。
何かご質問やご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
 
 

 
 

2. 小児マウスピース矯正の効果とは?

 
子どもの成長期における歯並びの矯正は、将来的な口腔健康の基盤を築く上で非常に重要です。
最近では、ワイヤーではなくマウスピースによる矯正治療が注目されています。
 
まず、小児マウスピース矯正の大きなメリットの一つは、見た目が自然なことです。
透明なマウスピースは目立ちにくく、お子さんの日常生活に影響を与えません。
特に学校などでの生活を送るお子さんにとっても快適に過ごせることが大切です。
 
次に、マウスピースの取り扱いが簡単であることもメリットです。
取り外しができるため、食事や歯磨きの際には取り外して清潔を保つことが可能です。
ワイヤー矯正に比べ、むし歯や歯周病のリスクも低減されます。
 
また、小児マウスピース矯正は成長する顎の骨を自然な形で誘導することができるため、早い段階での治療が非常に効果的です。
歯列や顎の成長に合わせて段階的にマウスピースを交換することで、無理なく綺麗な歯並びを実現することができます。
 
流山デンタルランド・矯正歯科では、具体的な治療期間や費用についても事前に詳しくご案内し、お子さんとそのご家族が安心して治療を受けられるようサポートしています。
 
もちろん、マウスピース矯正以外のワイヤー矯正治療も対応しています。
初回のカウンセリングでお子さんの口腔状態を詳しく診断し、最適な治療方法を提案いたします。
どんな疑問や不安も、ぜひお気軽にご相談ください。
 
 

 
 

3. 子どものマウスピース矯正はいつから始めるべき?

 
子どもの矯正治療はいつ始めるのがいいのでしょうか。その答えは人それぞれです。
〇歳から始めなければならない、〇歳までに始めた方がいいなどということではなく、顎の状態や歯並びの状態によって、始めるべきタイミングは変わってきます。
しかし、矯正に関する「相談」は「早ければ早いほど良い」と言えます。
お子さんの顎の特徴や歯の生え方について理解を深めておけば、将来の矯正時期を見越して準備ができるからです。
 
また小児矯正は、成長期の子どもの顎の骨を広げることで、永久歯が綺麗に生えるためのスペースを確保できることが最大のメリットです。
大人になってから矯正を行う場合は、顎の成長がすでに止まっているため、顎を広げることが難しくなります。
そのため、十分なスペースがない状態で歯を動かすことになり「後戻り」のリスクが高くなります。
小児矯正では、顎の成長を利用して十分なスペースを確保できるため、歯並びを整えやすく、「後戻り」のリスクも低減します。
これにより、長期的に安定した歯並びを維持しやすくなります。
 
患者さんの健康を第一に考えた治療方針で、最適な治療を提供いたします。
お子さんの歯並びが気になる方は、ぜひ一度、流山デンタルランド・矯正歯科にご相談ください。
 
 

 
 

4. 流山デンタルランド・矯正歯科の小児矯正の特徴について

 
流山デンタルランド・矯正歯科では「床矯正」「マルチファミリー」といった矯正治療を行っています。
 
「床矯正」とは、顎を拡大させて「歯が生えるためのスペース」を確保するための装置を使った治療法です。
主に4歳から12歳くらいの子どもに効果的だと言われています。
装置を顎に入れ、歯の内側から外に向かって力をかけて広げていく方法で、骨が柔らかく、成長途中である子どもならではのアプローチです。
「床矯正」で歯並びの悪化を未然に防ぐことができれば、費用が高額になる本格的な矯正をしなくて済むかもしれません。
 
また、主に寝ている間だけ矯正装置を付ける方法「マルチファミリー」も取り入れています。
口の中に何かを入れるのを不快に感じ、嫌がる子も多いです。そのため、装着時間が短く、異物感を軽減できる矯正装置である「マルチファミリー」もおすすめしています。
「マルチファミリー」はマウスピース型の矯正装置です。歯を直接動かすのではなく、並びを悪くしている”口周りの筋肉”を改善していきます。
「マルチファミリー」もまた、床矯正と同様に歯並びが乱れる根本原因にアプローチする有効な方法です。
”日中1時間”と”就寝時”のみの装着で良いなので、子どもが矯正に慣れる導入装置としても有効です。
 
流山デンタルランド・矯正歯科では、治療の精度を高めるための取り組み、そしてお子さんに楽しく来院していただくための取り組みを複数ご用意しています。
 
子どもの矯正治療は、早期に開始することで将来的な歯の健康に大きな効果をもたらします。
流山デンタルランド・矯正歯科では、経験豊富な専門ドクター、が丁寧に診療していますので、安心してご相談ください。

 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


マウスピース矯正のメリット・デメリットは?治療の流れやワイヤー矯正との違いを解説

2024年9月6日

▼目次

1.マウスピース矯正はどんな治療?治療の流れを解説

2.マウスピース矯正の5つメリット

3.マウスピース矯正のデメリットとその対処法

4.ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いを比較

 
 

1. マウスピース矯正はどんな治療?治療の流れを解説

 
近年、「マウスピース矯正」が話題となっています。
接客業など人前に出る機会が多いお仕事をされている方や、他人に気づかれずに矯正治療をしたい方に人気の治療法となっています。
そこで今回は、マウスピース矯正がどのような治療なのかについて詳しくご紹介します。
 

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正とは、透明なマウスピース型の装置を使用して歯並びを治す方法です。
従来のワイヤー矯正とは異なり、目立ちにくく、取り外し可能な装置を使用する点が特徴として挙げられます。
透明な素材で作られたマウスピースは、装着していても気付かれにくく、見た目を気にすることなく日常生活を送ることができます。
また、取り外しが簡単なため、食事や歯磨きの際には取り外すことができ、衛生面でも優れています。
 
 

マウスピース矯正の治療の流れ

➀口腔内スキャンと診断

治療が決まったら、口腔内のスキャンまたは歯型の採取を行います。
これにより、患者さんの歯列の詳細な3Dデジタルモデルが作成されます。
このデータをもとに、歯科医師が治療計画を立て、歯の移動過程をシミュレーションします。
 

➁治療計画の作成

3Dシミュレーションソフトを使用して、治療のステップごとの計画を立てます。
この計画では、どの歯をどのように移動させるか、最終的な理想的の歯並びを目指して各ステージでどのようなマウスピースが必要かを決定します。
患者さんはこの段階で、最終的な歯並びの予測や治療期間の目安を確認できます。
 

➂マウスピースの製作

治療計画が確定したら、各段階に対応するマウスピースが製作されます。
マウスピースは患者さん一人ひとりの歯型に合わせてカスタムメイドされます。
通常、患者さんには数セットのマウスピースがまとめて提供され、数週間ごとに次のマウスピースに交換していきます。
 

➃マウスピースの装着と治療の進行

患者さんは、最初のマウスピースを装着し、1日20〜22時間程度、装着を続けます。
食事や歯磨きの際には取り外すことができますが、これ以外の時間は常に装着することが推奨されます。
約2週間ごとに次のマウスピースに交換し、少しずつ歯を移動させていきます。
 

➄定期的なチェックアップ

治療期間中は、定期的に歯科医院に通い、治療の進行状況を確認します。
必要に応じて治療計画の調整や、新たなマウスピースの製作が行われることがあります。
また、歯や歯肉の健康状態のチェックも並行して行います。
 

➅治療の完了とリテーナーの装着

全てのマウスピースの使用が完了し、歯が理想的な位置に移動したら、治療が完了となります。
ただし、歯が元の位置に戻るのを防ぐために、リテーナー(保定装置)を使用します。
リテーナーは、治療後の歯列を安定させるために必要で、通常は数ヶ月から数年の間、装着が推奨されます。
 
 

 
 

2.マウスピース矯正の5つメリット

 
マウスピース矯正には多くの治療メリットがあります。
そのメリットについて解説します
 

➀装置が透明で目立たない

マウスピース矯正の最大のメリットの一つとして、装置が透明で目立たないことが挙げられます。
金属ブラケットやワイヤーを使う従来の矯正方法は、見た目が目立ちます。
しかし、マウスピース型の装置は透明な素材で作られているため、装着していても目立ちません。
 

➁痛みが少ない

従来の金属ブラケットを使った矯正は、ワイヤーを使い歯に力をかけるため、痛みが生じやすいとされています。
それに対し、マウスピース矯正は透明なプラスチックのマウスピースを段階的に交換することで、少しずつ歯を動かします。
このため、痛みや違和感を感じにくいです。
 

➂装置の取り外しが可能

マウスピース矯正は、自分で簡単に取り外しができます。
食事や歯磨きの際に取り外すことができるため、口内の衛生を保ちやすいのもメリットです。
ワイヤー矯正では、装置周辺はブラッシングしにくことから、清掃不良による虫歯や歯周病のリスクも低減されます。
 

➃食事の制約が少ない

ワイヤー矯正では、硬い食べ物や粘着性の強い食べ物などを避けてもらう必要があります。
しかし、マウスピース矯正なら装置の取り外しができるため、食事の制約があまりありません。
このため、日々の生活におけるストレスが軽減されます。
 

➄金属アレルギーの方でも矯正治療が可能

ワイヤー矯正では、金属製のワイヤーを使用するため金属アレルギーがある方は治療を諦めなければなりませんでした。
しかし、マウスピース矯正は金属を使用しない装置なので金属アレルギーがある方も安心して治療を受けられます。
 
 

 
 

3.マウスピース矯正のデメリットとその対処法

 
マウスピース矯正は多くのメリットがある一方で、デメリットもあります。
デメリットとその対処法について解説します。
 

➀自己管理が必要

ワイヤー矯正とは異なり、マウスピース矯正は装置を外すことができます。
これは大きなメリットでもありますが、逆に決められた時間内に十分に装着しないと効果が得られないというデメリットにもなるため、患者さん自身が自己管理をしっかり行う必要があります。
歯科医師からの指示をしっかり守り、一日20~22時間以上の装着を厳守することが重要です。
食事やブラッシング時以外は外さないようにしましょう。
 

➁紛失や破損のリスク

マウスピースは非常に薄く、透明で軽量なので、間違って捨ててしまったり、紛失したりすることがあります。
特に多いのが食事の際に外して、そのまま忘れてしまうという状況です。
専用のケースを持ち歩き、外した際には必ずケースに収納する習慣をつけると、紛失や破損を防げます。
 

➂比較的費用が高くなる

一般的にマウスピース矯正はワイヤー矯正よりも費用が高くなる場合が多いです。
しかし、長期的な健康や美しさの投資と考えると、その費用対効果を理解しやすくなります。
 
 

 
 

4.ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いを比較

 
矯正治療の種類には、主にワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。
患者さんにとって最適な方法を選ぶためには、両者の違いを理解する必要があります。
ここでは、ワイヤー矯正とマウスピース矯正の違いを比較していきます。
 

①見た目

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の大きな違いは見た目です。
ワイヤー矯正は装置が目立ちますが、マウスピース矯正は透明なマウスピース型の装置のためほとんど目立ちません。
 

②費用

ワイヤー矯正とマウスピース矯正を比較すると、マウスピース矯正の方が費用が高価なことが多いです。
価格は医院や症例によって異なることがあるため、事前に確認する必要があります。
 

③痛み

痛みの感じ方には個人差がありますが、ワイヤー矯正よりマウスピース矯正の方が痛みは少ないと言われています。
ワイヤー矯正は、ワイヤーを使い強い力をかけて歯を動かすので、調整後の数日間は痛みを感じやすい傾向にあり
 

④食事の制限

マウスピース矯正は、装置を着脱できるため食事の制限が少ないです。
一方で、ワイヤー矯正では、装置が外れたり、壊れたりする可能性があるため食事の制限があります。
硬いものや粘着性のある食べ物は食べることが出来ません。
 

⑤通院頻度

ワイヤー矯正では、装置の調整を歯科医師が行うため基本的に毎月通院する必要があります。
マウスピース矯正は、口腔内や装置の問題がなければ1~2ヶ月の通院で良いケースが多いです。
 
 
最終的にどちらの方法を選ぶべきかは、患者さんの歯並びの状況やライフスタイル、治療に対する希望や予算によります。
流山デンタルランドでは、患者さまのご希望を丁寧にヒアリングし、最適な治療計画を提案させていただいております。
ご不安な点や疑問点があればお気軽にご相談ください。

 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


どっちが向いてる?マウスピース矯正とワイヤー矯正の効果や特徴を比較 

2024年9月3日

▼目次

1.マウスピース矯正とワイヤー矯正の仕組みを比較

2.マウスピース矯正とワイヤー矯正のメリットデメリット

3.マウスピース矯正・ワイヤー矯正におけるそれぞれに適した症例

4.マウスピース矯正とワイヤー矯正 それぞれの治療期間を比較

 
 

1.マウスピース矯正とワイヤー矯正の仕組みを比較

 
マウスピース矯正とワイヤー矯正は、どちらも歯並びを改善するための治療法ですが、それぞれ異なる仕組みで歯を動かしています。
 

➀マウスピース矯正

透明なプラスチック製のマウスピースを使用して歯を徐々に動かしていく方法です。
まずは患者さんの歯型を取り、それを基に専門の技術者がコンピューターシミュレーションを行い、治療計画を立てます。
次にその計画に沿ったマウスピースを作成し、患者さんに装着してもらいます。
マウスピースを装着することで、歯に微小な刺激が加わり少しずつ動きます。
歯が動くと、その周囲の骨と歯槽骨(歯を支える骨組織)も同時に再構築され、歯が新しい位置にしっかりと収まるための歯ぐきや骨が形成されます。
患者さんは、1日に約20~22時間装着し、2週間ごとに次の段階のマウスピースに交換していくことで歯を少しずつ動かしていきます。
 

➁ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、ブラケットと呼ばれる小さな金属製のホルダーを歯に接着し、それにワイヤーを通して歯を固定し、徐々に歯列全体を調整する方法です。
ワイヤーの形状や弾力性により歯に圧力をかけ動かします。
ワイヤーの形状や強度を変えることで歯の移動を制御し矯正の進行を管理することが出来ます。
ブラケットはセラミックやプラスチック製のものもあり、目立ちにくいものも選べます。
ワイヤー矯正は、治療開始時に歯科医師がブラケットとワイヤーを取り付け、定期的に調整を行いながら治療を進めていきます。
 
どちらの矯正方法が適しているかは、患者さんの歯並びや治療目的、生活スタイルによって変わります。
当クリニックでは、患者さん一人ひとりに合った治療を提案できるよう、丁寧なカウンセリングを行っておりますので、気になる方はぜひご相談ください。
 

 
 

2.マウスピース矯正とワイヤー矯正のメリットデメリット

 
適切な治療方法を選ぶために、マウスピース矯正とワイヤー矯正のメリットデメリットを理解しましょう。
 

➀マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを利用するため、見た目が目立ちにくく、治療期間中の美容面にこだわる方におすすめです。
また、取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際に不便がなく生活ができます。
 

➁マウスピース矯正のデメリット

治療期間がワイヤー矯正に比べて長くなる傾向があり、適切な時間装置を着用しないと効果が出にくくなります。
また、重度の歯並びの場合は適用しづらいことがあります。
 

➂ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正は、歯並びや噛み合わせの調整力が強く、重度の歯並びや噛み合わせの悪さにも対応できるため、幅広い症例に適用されています。
 

➃ワイヤー矯正のデメリット

目立つ金属の装置が必要なため、見た目の不自由さを感じる方がいます。
また、矯正装置が固定されているため、食事の際に食べ物が挟まることがあり、歯磨きや口内の掃除に手間がかかります。
 
矯正治療を始める際は、これらのメリットデメリットを踏まえ、症状に適した矯正方法を選択しましょう。
 

 
 

3.マウスピース矯正・ワイヤー矯正におけるそれぞれに適した症例

 
それぞれの治療方法に適した症例をご説明します。
 

【マウスピース矯正に適した症例】

➀成人の矯正治療

マウスピース矯正は徐々に力を加えることで歯を移動させるため、比較的緩やかな力で歯列を調整することができます。
顎や骨が成長しきった成人が矯正治療を行う際は、歯茎や周囲の組織への影響が少ないマウスピース矯正を選択することが多いです。
 

➁メンテナンスや再矯正

以前に矯正治療を受けたことがある患者さんで、再度軽い歯並びの矯正が必要な場合に適しています。
 
 

【ワイヤー矯正に適したケース】

➀若年層の方

顎や骨が柔軟な小児・成長期の方がワイヤー矯正を行う事で、歯を綺麗に並べる土台から整えることが出来ます。
 

➁顎の位置や形状の調整が必要な場合

ワイヤー矯正は、顎の骨格に対するアプローチも可能であり、顎の位置や形状の調整が必要な症例にも適用できます。
 
当クリニックでは、症状に合わせて最適な治療方法をご提案いたします。
矯正治療でお悩みの方はお気軽にご相談ください。
 

4.マウスピース矯正とワイヤー矯正 それぞれの治療期間を比較

 
それぞれの矯正方法の、一般的な治療期間をご説明します。
 

➀マウスピース矯正

マウスピース矯正の治療期間は、 一般的には1年から2年程度が目安です。
ただし、歯並びの状態や矯正の目的によっては、短くて数ヶ月、長い場合は3年以上かかることもあります。
 

➁ワイヤー矯正

ワイヤー矯正の治療期間は、矯正歯科医師の技術や患者さんの状況によって変わりますが、一般的には1年半から3年程度が目安です。症例によってはさらに長くかかることもあります。
 
 
矯正治療の期間は、歯並びの状態や希望の歯並び、個人差などによって変わりますが、どちらの方法も矯正期間中の定期的な受診やアフターケアを行う事で、治療期間の延長を防ぐことができます。
当クリニックでは、患者さんが安心して治療を受けられるよう、丁寧な説明とサポート体制を整えています。
いつでも気軽にご相談ください。

 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


ホワイトニング方法の種類別に効果や持続期間を解説

2024年8月30日

▼目次

1. クリニックで受けられるホワイトニング方法の種類とその特徴

2. 各ホワイトニング方法の効果と期間について詳しく解説

3. ホワイトニングを受ける際の注意点とアフターケアの重要性

 
 

1. クリニックで受けられるホワイトニング方法の種類とその特徴

 
ブライダルホワイトニングとは、結婚式に向けて歯を白く美しくする治療法です。
式当日はもちろん、前撮りやパーティーでも歯が白い状態で臨みたいことと思います。
 
当クリニックで行っているホワイトニング方法は、おおむね次の2つです。
 

①オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングは、歯科医院で行われるプロフェッショナルなホワイトニング治療です。
歯医者が専門の器具と高濃度の薬剤を使用し、短時間で効果が出るのが特徴です。
一般的に1回の治療で歯が数トーン白くなり、治療後すぐに結果を実感できます。
ただし、治療費が高くなることや、歯や歯茎に過敏症が出る可能性があることがデメリットです。
 

➁ デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングは、オフィス+ホームホワイトニングの両方を組み合わせた治療法です。
まず、オフィスホワイトニングで即効性を発揮しつつ、継続的にホームホワイトニングでメンテナンスすることができます。
最も効果的な方法とされていますが、費用や手間がかかることがデメリットです。
 
歯医者でのホワイトニング治療は、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
クリニックでは、患者さん一人ひとりの状況に合わせた治療プランをご提案させていただきますので、安心してお越しください。

 
 

2. 各ホワイトニング方法の効果と期間について詳しく解説

 
どのホワイトニング方法が自分に適しているのか、その効果や期間について理解できる様になることを目指しています。
 
まず始めに、ホームホワイトニングについてです。
ホームホワイトニングは、専用のマウスピースと漂白剤を使用して自宅で行う方法です。
約2週間程度で効果が現れ始め、継続的に行っていくことでさらなる白さを目指すことができます。
ただし、効果には個人差があるため、必ずしもすぐに効果が現れるわけではありません。
 
次に、オフィスホワイトニングについてです。
オフィスホワイトニングは、歯科医師が行う専門的なホワイトニングです。
高濃度の漂白剤を使用し、短時間で効果が得られるのが特徴です。
1回の治療でかなりの効果が現れることが多いですが、費用が高めであることがデメリットとして挙げられます。
また、歯に対する刺激が強いため、しみるような感覚がある場合もあります。
 
最後に、オーラルケア製品を使った方法です。
市販の歯磨き粉やガムなどでホワイトニング効果が期待できるものがあります。
ただし、その効果は限定的であり、使い続けることで徐々に効果が現れることが多いです。
 
それぞれのホワイトニング方法には、効果の持続期間も異なります。
ホームホワイトニングでは、継続的にケアを行っていれば効果が持続しやすいのに対して、オフィスホワイトニングは効果が徐々に薄れていくことが一般的です。
そのため、最適な方法と効果の持続期間を考慮して選択することが重要です。
 
以上、各ホワイトニング方法の効果と期間について解説しました。クリニック選びの際に、自分に適したホワイトニング方法を選択できるよう、ぜひ参考にしてください。

 
 

3. ホワイトニングを受ける際の注意点とアフターケアの重要性

 
今回の記事では、ホワイトニングを受ける際の注意点とアフターケアの重要性についてお伝えします。クリニックを探している皆様に役立てていただければ幸いです。
 
まず、ホワイトニングを受ける際の注意点ですが、以下の3点が挙げられます。
 

1.歯の健康状態を確認する

ホワイトニングは歯の健康状態が良好でなければ受けられません。歯槽膿漏や虫歯などの問題がある場合は、先に治療を行いましょう。
 

2.妊娠中や授乳中は避ける

ホワイトニングの薬剤は安全性が高いとされていますが、妊娠中や授乳中は影響が未知数なため、避けることが推奨されています。
 

3.アレルギー歴を伝える

ホワイトニング薬剤に対するアレルギーがある場合も、事前に医師に伝えることが重要です。
 
 
次に、アフターケアの重要性です。ホワイトニング後の適切なケアが、効果が長持ちするかどうかを左右します。以下のポイントに注意しましょう。
 

1. 染み付きやすい食べ物・飲み物を控える

ホワイトニング後は、歯の表面が染み付きやすくなるため、コーヒー、紅茶、ワイン、カレーなどの色素が強い食べ物・飲み物を控えることが望ましいです。
 

2. 歯磨きを丁寧に行う

ホワイトニング後は、歯の表面に付着した汚れが歯の黄ばみにつながるため、適切なブラッシングが必要です。歯磨き粉にも配慮が必要で、ホワイトニングに適したものを選ぶと良いでしょう。
 

3. 定期的なメンテナンス

ホワイトニングの効果は、定期的なメンテナンスで長持ちさせることができます。医師と相談しながら、適切なペースでクリーニングやホワイトニングを行いましょう。
 
以上が、ホワイトニングを受ける際の注意点とアフターケアの重要性になります。この記事が皆様のクリニック選びの参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭


初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

04‐7199‐9290

「流山おおたかの森」駅 徒歩1分

〒270-0128
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