八重歯はインビザラインで矯正できる?適応条件と治療期間について解説
2025年6月1日
八重歯の見た目や噛み合わせが気になっていても、「矯正は目立つからちょっと…」と迷っている方も多いのではないでしょうか。そんな方に注目されているのが、透明なマウスピースで行う「インビザライン矯正」です。今回は、八重歯がインビザラインで矯正できるのか、その適応条件や治療期間、注意点について詳しく解説します。
1. 八重歯の特徴と矯正治療が必要な理由
八重歯とは、犬歯(糸切り歯)が本来の位置からずれて、前や上に飛び出して生えている状態のことをいいます。以下に、八重歯の特徴と矯正治療が必要な理由を解説します。
①審美的な影響
八重歯は、特に笑ったときに歯並びの乱れが目立つため、コンプレックスに感じる方も少なくありません。人前で口元を隠したり写真を避けたりと、心理的な影響が出ることもあります。
➁むし歯や歯周病のリスクが上がりやすい
八重歯は重なって生えているため、歯ブラシが届きにくくなります。その結果、プラークや食べかすが残りやすくなり、むし歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。
➂噛み合わせのバランスが崩れることも
八重歯があることで上下の歯の噛み合わせが乱れ、特定の歯に力が集中してしまうことがあります。これにより、顎関節への負担や、歯の摩耗が進む可能性もあります。
④発音や咀嚼への影響
歯並びが悪いと、舌の動きや空気の流れに影響し、発音が不明瞭になることもあります。また、噛む力のバランスが崩れるため、食べ物をしっかり噛み切れないといった問題も生じやすくなります。
⑤全身への影響の可能性
噛み合わせの乱れは、頭痛や肩こりといった症状につながることもあります。見た目だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があります。
矯正治療によって、こうしたリスクの改善が期待でき、見た目と機能の両面で健やかな口元を目指すことにつながります。
2. インビザライン矯正で八重歯は治療できるのか?
インビザラインは、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かす矯正方法です。従来のワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、取り外しができるため、食事や歯磨きの際に制限が少ないという特徴があります。では、インビザラインで八重歯の矯正は可能なのでしょうか?以下に、適応条件について解説します。
①インビザラインで治療できるケース
軽度から中程度の八重歯であれば、インビザラインによる矯正が可能な場合があります。歯のスペース不足が少ない場合や、歯の移動距離が比較的短くて済むケースでは、十分な治療効果が期待できます。
②インビザラインでは難しいケース
歯列の重なりが大きい場合や、犬歯の位置が大きく逸脱している場合には、インビザライン単独での治療が難しいことがあります。このような場合は、部分的にワイヤー矯正を併用する「ハイブリッド矯正」や、インビザライン前にスペースを作る処置が必要になることもあります。
➂精密な診断と治療計画が必要
インビザラインは、歯科医師が3Dシミュレーションで治療計画を立てるため、八重歯の位置や角度、顎の形状などを細かく分析します。治療の可否や必要な期間、予想される歯の移動もこの段階で判断されます。
④子どもと大人で異なる対応
成長段階にある子どもと、骨格が完成している大人では、矯正の進め方も異なります。大人の八重歯矯正では、歯を抜いてスペースを確保する「抜歯矯正」が選ばれることもありますが、抜歯を伴うような複雑なケースでもインビザラインで対応できる場合があります。
インビザラインは万能ではありませんが、八重歯の状態によっては治療可能なケースもあります。まずは、歯科医院での適切な診断を受けることが第一歩となります。
3. インビザライン矯正で八重歯を治す際の治療期間と注意点
インビザラインによる八重歯の矯正では、見た目の改善だけでなく、噛み合わせや口腔内環境の向上も目指します。では実際にどのくらいの期間がかかり、どのような点に注意が必要なのでしょうか。以下に、インビザライン矯正で八重歯を治す際の治療期間と注意点について解説します。
①治療期間の目安
インビザライン矯正で八重歯を整えるのにかかる期間は、平均で1年半~2年程度が一般的です。ただし、八重歯の重なり具合や抜歯の有無、年齢や顎の骨の柔軟性によって変動があります。軽度なケースでは1年未満で終了することもあれば、重度の場合は2年以上かかるケースもあります。
➁矯正前に抜歯が必要なケースも
歯が並ぶスペースが足りない場合は、矯正のために新たなスペースを確保する必要があります。そのため、インビザラインでも抜歯が選択されることがあります。特に、犬歯が大きく飛び出している場合は、隣の歯(第一小臼歯)の抜歯が検討されることが多いです。
➂マウスピースの装着時間が成果を左右する
インビザライン矯正は、患者さんが1日20〜22時間以上マウスピースを装着することが前提です。装着時間が足りないと、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びる可能性があります。
④マウスピースのお手入れと衛生管理
マウスピースは毎日使用するものなので、適切なお手入れが必要です。汚れたまま使用すると、むし歯や口臭の原因になることがあります。マウスピースは専用の洗浄剤で清潔に保つことが大切です。
⑤定期的な通院によるチェックと調整
インビザライン矯正中も、月1回程度の通院が必要です。歯の移動状況や、マウスピースが適切にフィットしているかを確認し、必要があれば計画の微調整も行われます。通院を怠ると、治療の進行が遅れたり、計画通りに歯が動かなくなることがあります。
➅リテーナーの使用による後戻り防止
矯正治療が終了した後には、歯が元の位置に戻らないように保定装置(リテーナー)の使用が必要です。これを怠ると、せっかく整えた歯並びが戻ってしまうリスクがあるため、歯科医師の指示に従ってしっかり装着を続けることが重要です。
インビザラインは患者さん自身が日々管理する必要のある矯正方法です。矯正治療をスムーズに進めるためにも、毎日のマウスピース装着と丁寧な口腔ケア、定期的な通院を欠かさないことが大切です。
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランドのインビザライン矯正
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランドでは、マウスピース型矯正治療の圧倒的シェアNO.1の『インビザライン』を使用しています。
《流山デンタルランドのインビザライン矯正》
➀「フェイスライン」を整えるインビザライン矯正
インビザライン矯正は、歯並びだけでなく、口を閉じたときの見栄えや、顔を横から見たときの「フェイスライン/Eライン」の美しさを整える治療でもあります。
当院では、フェイスラインを意識した治療の提案も行っています。
➁後戻りの矯正治療にも対応
矯正治療で動かした歯が、元の位置に戻ってしまうことを「後戻り」と言います。
歯列矯正の後戻りは再矯正で対応することが出来ます。
➂矯正中の「むし歯や歯周病の治療」も柔軟に対応
当院は、矯正治療と並行して抜歯やむし歯・歯周病治療を行える「総合歯科医院」です。
矯正専門の歯科医院では、矯正治療中のお口のトラブル(虫歯や歯周病)に柔軟に対応できないことがありますが、当院では万が一矯正中に虫歯や歯周病になっても院内で治療を行います。
▼インビザライン矯正の詳細はこちら
大人の歯並び改善
5. まとめ
八重歯は見た目だけでなく、むし歯や歯周病、噛み合わせの乱れなど、口腔内のさまざまな問題を引き起こす可能性があります。インビザラインは、目立ちにくい矯正方法として多くの方に選ばれていますが、全ての八重歯に対応できるわけではありません。まずは歯科医師の診断を受け、自分の歯並びがインビザラインに適しているかを確認することが重要です。
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科では、一人ひとりに合わせた治療計画を提案し、治療中のサポートもしっかり行っています。
流山市、流山おおたかの森駅周辺で、八重歯にお悩みの方やインビザライン矯正に興味がある方は、流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科にご相談ください。
監修
流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭

インビザライン矯正が難しい歯並びとは?向かないケースと他の治療法を紹介
2025年5月13日
目立ちにくく、取り外しもできることから、選択肢の一つとして検討されることが多いマウスピース矯正「インビザライン」ですが、歯の状態によっては適応が難しいケースもあります。例えば、歯のねじれが強い場合や、大きな抜歯を伴う矯正が必要な場合などは、他の矯正方法を検討した方がよいこともあります。
今回は、インビザライン矯正が難しいとされる歯並びの特徴や、適応が難しい場合に選べる他の矯正方法について詳しく解説します。
1. インビザライン矯正が向かない歯並びの特徴とは
インビザラインは、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かす矯正方法ですが、構造上、強い力を必要とするケースや、細かい歯の動きを求められる症例では適応が難しいことがあります。以下に、インビザラインが向かない可能性がある歯並びの特徴を紹介します。
①顎変形症
上あごや下あごの骨の大きさや形、位置、バランスに異常が生じている状態です。顔の非対称や噛み合わせの問題を伴うことが多く、マウスピース単体では十分な治療が難しい場合があります。
②骨格性の不正咬合(あごの骨の位置に原因がある場合)
上あごまたは下あごが前後や左右に大きくズレている場合、マウスピース矯正のみでは対応が難しく、外科的処置やワイヤー矯正が必要になることがあります。
③回転している歯の修正
歯が大きく回転している場合や、円柱状の歯は、マウスピースだけでは十分に回転させることが難しいことがあります。
これらのケースに当てはまる場合は、歯科医師と相談し、他の矯正方法も含めて検討することが重要です。
2. インビザライン矯正以外に検討できる矯正方法
インビザライン矯正が適応しにくいケースでも、矯正治療を諦める必要はありません。歯並びや噛み合わせの状態に応じて、他の治療法を選択することで、歯列を整える可能性があります。
①ワイヤー矯正(表側矯正)
広く行われている矯正方法で、金属やセラミック製の装置を歯の表面に取り付け、ワイヤーで歯を動かします。複雑な歯並びや骨格性の問題にも対応しやすく、精密なコントロールが可能です。
②舌側矯正(裏側矯正)
ワイヤーを歯の裏側に装着する方法で、矯正装置が目立ちにくいのが特徴です。ただし、装置の違和感や発音への影響が出ることがあります。
③ハイブリッド矯正
インビザラインとワイヤー矯正を組み合わせた治療法で、マウスピースでは難しい部分をワイヤーで補います。目立ちにくさと治療効果のバランスを取りたい方に適している場合があります。
④外科的矯正(顎変形症に対する矯正)
骨格の問題が大きい場合、顎の手術と矯正を組み合わせることで咬合の改善を目指します。場合によっては健康保険が適用されることがあります。
⑤部分矯正
全体の歯並びではなく、一部分だけを整える方法です。短期間で治療できる場合があり、費用も比較的抑えられます。ただし、適応できる症例が限られます。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、歯科医師と十分に相談し、自分に合った矯正方法を選ぶことが大切です。
3. インビザライン矯正に向いている歯並びの特徴とは?
適さないケースもありますが、インビザライン矯正は多くのケースで適応します。例えば、比較的軽度な歯列不正や、顎の骨格が整っている方には適しています。以下に、インビザラインが適応しやすい歯並びの特徴を紹介します。
➀軽度の叢生(歯の重なりが少ないケース)
歯が少し重なっていたり、わずかに傾いている状態であれば、インビザラインによって改善される可能性があります。歯の移動距離が少ないため、計画的に矯正が進みやすいとされています。
➁軽度の空隙歯列(すきっ歯)
歯と歯の間にすき間がある場合も、インビザラインによる矯正が適応することがあります。マウスピースの圧力を利用して歯を移動させることで、歯並びが改善される可能性があります。
➂前歯の軽度な出っ歯・引っ込み
前歯のわずかな前突(出っ張り)や後退があるケースでは、インビザラインが選択肢の一つとなる場合があります。
➃噛み合わせが比較的整っている
上下の歯の位置関係や咬合力に大きなズレがない場合、インビザラインでも無理なく歯を動かせる可能性があります。
➄矯正後の後戻りの修正
過去に矯正治療を受けたものの、歯並びがわずかに戻ってしまった場合、インビザラインが再治療として適している場合があります。
インビザラインによる矯正が可能かどうかは、歯科医師の診察を通じて判断し、適した治療計画を立てることが重要です。
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科では、マウスピース型矯正治療の圧倒的シェアNO.1の『インビザライン』を使用しています。
《流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正》
➀「フェイスライン」を整えるインビザライン矯正
インビザライン矯正は、歯並びだけでなく、口を閉じたときの見栄えや、顔を横から見たときの「フェイスライン/Eライン」の美しさを整える治療でもあります。
当院では、フェイスラインを意識した治療の提案も行っています。
➁後戻りの矯正治療にも対応
矯正治療で動かした歯が、元の位置に戻ってしまうことを「後戻り」と言います。
歯列矯正の後戻りは再矯正で対応することが出来ます。
➂矯正中の「むし歯や歯周病の治療」も柔軟に対応
当院は、矯正治療と並行して抜歯やむし歯・歯周病治療を行える「総合歯科医院」です。
矯正専門の歯医者では、矯正治療中のお口のトラブル(むし歯や歯周病)に柔軟に対応できないことがありますが、当院では万が一矯正中にむし歯や歯周病になっても院内で治療を行います。
5. まとめ
インビザライン矯正は多くのメリットがある治療法ですが、すべての歯並びに適しているわけではありません。重度の叢生や骨格的な問題がある場合には、他の矯正方法が適していることもあります。一方で、軽度から中程度の歯列不正や咬み合わせに大きな問題がない方にとっては選択肢となるでしょう。
山市、流山おおたかの森周辺でインビザライン矯正についてお悩みの方は、流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科までお問い合わせください。
監修
流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭

マウスピース矯正のアタッチメントとは?装着期間や外れた時の対処法
2025年4月9日
近年、目立ちにくい見た目と取り外し可能な利便性から、マウスピース矯正を選ばれる方が増えています。しかし、マウスピース矯正では透明なマウスピースだけでなく、「アタッチメント」と呼ばれる小さな突起物が使われることがあり、これに驚く方もいるかもしれません。
今回は、マウスピース矯正のアタッチメントについて、役割や装着期間、外れた時の対処法を詳しく解説します。
1. マウスピース矯正のアタッチメントとは?
マウスピース矯正で使用される「アタッチメント」は、歯の表面に装着する小さな突起物です。多くは歯と同じ色の樹脂で作られており、目立ちにくい素材です。見た目にはほとんど気づかれにくいものの、マウスピース矯正を進める上でとても重要な役割を果たしています。以下に、アタッチメントの具体的な目的や特徴を解説します。
①歯の移動をコントロールするため
特定の方向に歯を動かすには、マウスピースだけでは十分な力が加わらないことがあります。アタッチメントはその補助を行い、効率的に歯を動かすサポートをします。
②複雑な動きに対応するため
歯を回転させたり、上下に引っ張ったりといった複雑な動きをさせるには、より高い固定力が必要です。アタッチメントによって、マウスピースが歯にしっかりとフィットし、繊細な動きを実現できます。
③マウスピースのズレを防ぐため
装着中にマウスピースが浮き上がったりずれたりしないように、アタッチメントがガイドのような役割を果たします。これにより、治療計画通りに歯が移動しやすくなります。
④装着しても目立ちにくい
歯と同じ色味の樹脂素材で作られていることが多く、見た目に大きく影響しないことがほとんどです。
アタッチメントは、目立ちにくい矯正治療のメリットを活かしつつ、より正確で効率的な歯の移動を実現するための重要なパーツです。
尚、アタッチメントは永久的なものではなく、治療が終了すれば簡単に取り外すことができます。
2. マウスピース矯正のアタッチメントの装着期間
アタッチメントの装着期間は、マウスピース矯正の治療全体の期間とほぼ一致します。個人差はありますが、通常は半年から2年ほどの間、アタッチメントを装着することになります。アタッチメントの装着期間について、以下にポイントを解説します。
①基本的に治療期間中ずっと装着
アタッチメントは治療効果を高める役割があるため、治療開始から終了までの間、継続して装着されるのが一般的です。
②歯の動きに応じて取り替える場合がある
治療途中でアタッチメントの形や位置を変更することがあります。これは、歯の移動段階に応じて新たな動きを促すためです。
③治療内容によって装着期間が異なる
軽度の歯列不正であれば半年程度で治療が終わる場合もありますが、噛み合わせを大きく変えるような治療では1年半~2年程度の装着が必要になることもあります。
④取り外しは歯科医師が行う
アタッチメントは歯に接着されているため、自分で取ることはできません。治療終了後には歯科医師が専用の機器を使って丁寧に取り外します。
⑤装着中の違和感は一時的
最初の数日は「舌が当たる」「違和感がある」と感じることもありますが、時間が経つと多くの方は慣れてきます。
矯正治療の成功には、アタッチメントを適切な位置と期間で使い続けることがとても大切です。
3. マウスピース矯正のアタッチメントが外れた時の対処法
アタッチメントは強力な接着剤で歯に固定されているため、通常の日常生活では簡単には外れません。しかし、硬い食べ物を噛んだり、マウスピースの取り外しを雑に行ったりすると、まれに外れることがあります。外れてしまった場合は放置せず、速やかに対処することが大切です。
以下に、アタッチメントが外れたときの対処法を解説します。
①まずは焦らずマウスピースを確認する
外れたアタッチメントがマウスピースの内側に残っていないか、または口腔内に落ちていないか確認しましょう。誤って飲み込んでしまっても健康に害はないことがほとんどですが、念のためチェックしてください。
②外れたままの状態で使い続けない
アタッチメントが外れたままマウスピースを装着し続けると、歯が計画通りに動かず、治療全体にズレが生じる可能性があります。また、浮き上がったようなフィット感になる場合もあります。
③早めに歯医者に連絡する
アタッチメントが外れたことがわかったら、できるだけ早く歯医者に連絡を入れましょう。再装着のための予約を取り、治療計画を正確に進めることが大切です。
④自己判断で接着しない
市販の接着剤などで自分でアタッチメントをつけ直すのは絶対に避けましょう。適切な位置と角度で装着されていないと、歯に無理な力が加わり、かえってトラブルの原因になることがあります。
⑤外れやすい原因を見直す
繰り返しアタッチメントが外れる場合、マウスピースの着脱方法や食生活に原因がある可能性があります。硬い食べ物を避ける、マウスピースをまっすぐに外す、などの工夫が再発防止につながります。
アタッチメントの脱落は、治療に大きな影響を及ぼすことがあります。少しでも違和感があれば、自己判断せずに歯科医師に相談しましょう。
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科では、マウスピース型矯正治療の圧倒的シェアNO.1の『インビザライン』を使用しています。
《流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正》
➀「フェイスライン」を整えるインビザライン矯正
インビザライン矯正は、歯並びだけでなく、口を閉じたときの見栄えや、顔を横から見たときの「フェイスライン/Eライン」の美しさを整える治療でもあります。
当院では、フェイスラインを意識した治療の提案も行っています。
➁後戻りの矯正治療にも対応
矯正治療で動かした歯が、元の位置に戻ってしまうことを「後戻り」と言います。
歯列矯正の後戻りは再矯正で対応することが出来ます。
➂矯正中の「むし歯や歯周病の治療」も柔軟に対応
当院は、矯正治療と並行して抜歯やむし歯・歯周病治療を行える「総合歯科医院」です。
矯正専門の歯医者では、矯正治療中のお口のトラブル(むし歯や歯周病)に柔軟に対応できないことがありますが、当院では万が一矯正中にむし歯や歯周病になっても院内で治療を行います。
5. まとめ
マウスピース矯正におけるアタッチメントは、歯を正確に動かすために欠かせない存在です。目立ちにくく、治療終了後には取り外せるため、見た目への影響も最小限に抑えられます。外れてしまった場合には自己判断せず、早めに歯科医師に相談しましょう。
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科では、一人ひとりに合わせた治療計画を提案し、治療中のサポートもしっかり行っています。
流山市、流山おおたかの森駅周辺でマウスピース矯正を検討されている方は、流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科にご相談ください。
監修
流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭

インビザライン矯正で奥歯が噛み合わない原因と改善策
2025年4月8日
「インビザライン矯正」は、矯正治療として透明なマウスピースを使って歯を徐々に動かす方法ですが、治療の最中に「奥歯が噛み合わない」と感じる方も少なくありません。これは、インビザライン治療の特性に準じたもので、適切に対応することで改善されることが多いです。奥歯が噛み合わない状態が続くと、食事のしづらさや顎への過剰な負担となる可能性があります。今回は、インビザライン矯正中に奥歯の噛み合わせが変わる理由やその影響、対応策について詳しく解説していきます。適切な対応を知ることで、スムーズな治療を進めるための参考にしてください。
1. インビザライン矯正で奥歯の噛み合わせが変わる原因
インビザライン矯正は、マウスピース(アライナー)を装着し、歯を段階的に動かして理想の位置に誘導していく矯正方法です。治療の途中で奥歯の噛み合わせが変わっていく理由には、以下のようなものがあります。
➀噛み合わせの変化
インビザラインは前歯から動かすことが多いため、最初の段階では、奥歯の噛み合わせが浮いてしまうことがあります。これは、治療計画に沿って歯を正しく並べていく過程で一時的に生じる状態です。
➁マウスピースの厚み
インビザラインのマウスピースには、一定の厚みがあります。装着中は上下の歯の接触が変わるため、一時的に噛み合わせが浮いたように感じることがあります。
➂顎の位置の変化
歯の移動に伴い、下顎の位置が微妙に変化することがあります。その結果、治療の途中では、奥歯が適切に噛み合わなくなる場合があります。
<よくある噛み合わせの問題>
インビザライン矯正での矯正治療中に発生しやすい噛み合わせの問題として、以下のようなケースが考えられます。
・奥歯が噛み合わない:マウスピースの影響で奥歯が浮いたように感じることがあります。
・片側が噛み合わない:歯の動きが不均一となり、左右どちらかがしっかりと噛めない状況になることがあります。
・噛み合わせが深くなる(過蓋咬合):上の前歯が下の前歯に過剰に覆い被さるような状態になることがあります。
このような噛み合わせの変化は、治療が進むにつれて改善されていくことが多いですが、必要に応じて歯科医師による調整が必要となります。
2. 奥歯の噛み合わせの違和感が与える影響
噛み合わせがずれることで、口の中の違和感が気になって、集中力に影響を与えることがあります。特に、オフィスワークや細かい作業をする方にとっては、ストレスを感じる原因になりやすいです。
また、奥歯が噛み合わず、日常生活での食事や会話に影響を及ぼすようになると、精神的なストレスを感じることもあります。
➀違和感で気が散る
噛み合わせにズレがあると、無意識に口を動かしたり、気になって歯を舌で触ってしまったりと、集中力が低下しやすくなることがあります。
➁顎への疲労とストレス
正しく噛めないことで、顎の筋肉が過度に緊張して、疲労感を感じることがあります。顎へのストレスは頭痛や肩こりにつながることもあります。
➂食事のしづらさ
奥歯が噛み合わないと、しっかり噛むことが難しくなることがあります。また、食べ物をうまく砕けなくなり、消化に影響を及ぼす可能性もあります。
➃顎関節症のリスク
噛み合わせが合わない状態が長く続くと、顎に負担がかかり、顎関節症の原因になることがあります。顎の痛みが出てきた場合や、カクカクする音が気になる場合には注意が必要です。
3. インビザライン矯正で奥歯の噛み合わせが合わない時の改善策
奥歯の噛み合わせが合わないと感じた場合は、早めに歯科医師に相談することが大切です。主な改善策として、以下のような方法が考えられます。
➀マウスピースの追加・調整
治療の途中でも、必要に応じて新しいマウスピース(アライナー)を作り直して調整を行うことがあります。これを「リファイメント」と呼び、インビザラインではよくある工程です。
➁アタッチメントの調整
歯の移動を補助するためのアタッチメントを調整することで、奥歯の噛み合わせを改善することがあります。
➂治療計画の見直しや夜間専用マウスピースの活用
症例によっては、治療計画を見直して再スキャンを行ったり、夜間だけ装着するタイプのマウスピースを使ったりすることもあります。ただし、これらの方法が適しているかどうかは、歯の状態によって異なります。
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科では、マウスピース型矯正治療の圧倒的シェアNO.1の『インビザライン』を使用しています。
《流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正》
➀「フェイスライン」を整えるインビザライン矯正
インビザライン矯正は、歯並びだけでなく、口を閉じたときの見栄えや、顔を横から見たときの「フェイスライン/Eライン」の美しさを整える治療でもあります。
当院では、フェイスラインを意識した治療の提案も行っています。
➁後戻りの矯正治療にも対応
矯正治療で動かした歯が、元の位置に戻ってしまうことを「後戻り」と言います。
歯列矯正の後戻りは再矯正で対応することが出来ます。
➂矯正中の「むし歯や歯周病の治療」も柔軟に対応
当院は、矯正治療と並行して抜歯やむし歯・歯周病治療を行える「総合歯科医院」です。
矯正専門の歯医者では、矯正治療中のお口のトラブル(むし歯や歯周病)に柔軟に対応できないことがありますが、当院では万が一矯正中にむし歯や歯周病になっても院内で治療を行います。
5. まとめ
インビザラインでの矯正治療の過程では、奥歯の噛み合わせが変わる場合があります。そのようなときは、歯科医師による診断に基づいた適切な対応を行うことが大切です。違和感を放置したままでは、顎関節症やストレスなどの原因となることもあり、早めに歯科医師に相談することが重要となります。
流山市、流山おおたかの森周辺でインビザライン治療を検討されている方は、流山デンタルランド・矯正歯科へご相談ください。
精密な診断とフォローアップで、スムーズな矯正治療をサポートいたします。
監修
流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭
