インプラントとブリッジの違いとは?選択の仕方と注意点
2025年5月31日
むし歯や事故などで歯を失ったとき、「インプラント」や「ブリッジ」という治療法が提案されることがあります。しかし、それぞれの違いや、自分にはどちらが適しているのか分からない方も多いのではないでしょうか。どちらも見た目や機能を回復する方法ですが、治療法、身体への影響、費用面などに違いがあります。今回は、インプラントとブリッジの特徴を比較しながら、選択する際のポイントや注意すべき点について詳しく解説します。治療を検討する際には、事前に情報を整理し、医師と相談しながら適切な方法を選択することが重要です。
1. インプラントとブリッジの違いとは
歯を失ったときの治療法には「インプラント」と「ブリッジ」がありますが、仕組みや治療の流れ、身体への影響が異なります。
<インプラントとブリッジの特徴と違い>
①インプラントの特徴
インプラントは、歯を失った部分の顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。周囲の歯に負担をかけず、固定されることで噛む力の回復が期待できます。自然な見た目に仕上がることが多く、適切なケアを続けることで、長期間の使用できる可能性が高まります。
②ブリッジの特徴
ブリッジは、失った歯の両隣にある健康な歯を削って土台とし、橋をかけるように人工の歯を固定する治療法です。外科的な処置が不要なため、比較的短期間で治療が完了する傾向があります。ただし、健康な歯に負担がかかる可能性があります。
③治療期間の違い
インプラントは手術を伴うため、治療期間が数か月から半年以上と長めです。一方、ブリッジは治療期間が数週間から1か月程度と短いことが多いです。
④骨や歯の状態の影響
インプラントは顎の骨の状態によっては適応できない場合もあります。ブリッジは顎の骨の状態に左右されにくい一方、隣接する歯がしっかりしていないと適応が難しくなることがあります。
2つの治療法にはそれぞれ特徴があり、患者さんの状態や希望に応じた選択が重要です。
2. インプラントとブリッジの選択の仕方
どちらの治療を選ぶかは、機能性だけでなく、将来的なリスクや生活への影響を考慮して判断する必要があります。
①周囲の歯の状態
隣の歯が健康でしっかりしている場合、ブリッジが選択されることもありますが、健康な歯を削ることに抵抗がある方にはインプラントが向いている場合もあります。逆に、隣の歯がすでに被せ物などで治療されている場合は、ブリッジが適していることもあります。
②顎の骨の量や質
インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込むため、十分な骨の厚みと質が求められます。骨が不足している場合は、骨を増やす治療が必要になることもあります。骨の状態によっては、ブリッジを優先するケースもあります。
③年齢や全身の健康状態
インプラントは外科処置を伴うため、糖尿病や心疾患など、全身の健康状態に問題がある場合には注意が必要です。一方で、ブリッジは全身の状態に左右されにくく、高齢の方でも比較的受けやすい治療法とされています。
④治療後のメンテナンス
インプラントは人工歯根が骨と結合することで安定性が期待できますが、定期的なメンテナンスを怠ると、歯周病に似た炎症を起こすことがあります。ブリッジも、支える歯にむし歯や歯周病が生じると再治療が必要になるため、どちらも定期的な通院が欠かせません。
⑤審美性や使用感
見た目や噛み心地にこだわる方の中には、インプラントを選択するケースもあります。特に前歯のように目立つ部分では、天然歯に近い外見からインプラントが好まれる場合があります。
治療法の選択は、歯科医師との十分な相談のもと、自分の身体の状態やライフスタイルに合ったものを選ぶことが重要です。
3. インプラントやブリッジを入れる前に知っておきたい注意点
インプラントやブリッジは、機能的にも見た目にも歯の欠損を補える治療ですが、治療前に知っておくべき注意点もあります。
①治療に対する体の適応力
インプラント治療では、外科手術を伴うため、全身疾患がある方は治療に制限が出ることがあります。ブリッジは外科的な処置が不要な分、体への負担は少ないものの、土台となる歯に大きな力がかかるため、歯の状態によっては耐久性に影響を及ぼすことがあります。
②治療後のメンテナンスの重要性
インプラントはむし歯にはなりませんが、インプラントの周囲に炎症が起きるインプラント周囲炎が発症する可能性があります。ブリッジも、支える歯がむし歯や歯周病になると、ブリッジ全体のやり直しが必要になることがあります。
③治療にかかる時間
インプラントは手術から人工歯を装着するまでに数か月かかることもあります。ブリッジは比較的短期間で治療が完了する傾向にあります。
④長期的な視点での選択が必要
インプラントは適切なメンテナンスを行うことで、長期間使用できる可能性がありますが、骨の吸収やインプラントの脱落といったリスクもゼロではありません。ブリッジも、支える歯の状態により、数年単位でやり直しが必要になるケースがあります。どちらの治療法も、経年による変化や再治療のリスクがあるため、永久的な効果を保証するものではありません。
⑤患者さんの生活習慣
喫煙や口腔ケアの習慣が不十分な方は、インプラントの成功率が低くなる可能性があります。また、歯ぎしりや強い食いしばりの癖がある場合も、どちらの治療法でも補綴物に負担がかかりやすくなるため注意が必要です。
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科のインプラント治療
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科では、科学的根拠に基づいたインプラント治療を行っています。CT撮影や治療計画シミュレーション、衛生管理設備などを用いて、治療環境の整備に力を入れています。
インプラントは治療にあたる歯科医師の技術や院内設備により、対応の幅や進め方が異なるため、当院では丁寧なカウンセリングと診査を重視しています。症状により、抜歯当日に仮歯を装着する方法や、骨造成による補助的な処置を検討する場合もあります。
また、処置に不安がある方には、静脈内鎮静法を用いた負担軽減の選択肢もご案内可能です。治療後は、定期検診や清掃指導を通じて、インプラントの維持を目指したサポートも行っています。
まずはお悩みやご希望をお聞かせください。
▼インプラント治療の詳細はこちら
インプラント
5. まとめ
インプラントとブリッジは、どちらも歯を失った際の有効な治療法ですが、それぞれに異なるメリットとデメリットがあります。選択を誤らないためには、治療内容の理解はもちろん、自分の口腔内の状態や生活背景に合った方法を選ぶことが重要です。治療後のメンテナンスや生活習慣も、治療結果に大きく影響します。インプラントとブリッジのどちらが自分にとって最適か迷っている方は、まずは信頼できる歯科医師に相談してみましょう。
流山市、流山おおたかの森駅周辺でインプラント治療やブリッジ治療についてお悩みの方は、流山デンタルランド・矯正歯科までお問い合わせください。
監修
流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭

インプラントとは?メリット・デメリットと治療の流れを解説
2025年5月30日
歯を失ったときの治療法として、「インプラント」という選択肢があります。見た目の自然さやしっかりと噛める機能面から、近年注目を集めており、選ぶ方も増えています。ただし、外科的な処置が必要なため、治療に不安を感じる方も多いのではないでしょうか。今回は、インプラントの基本的な知識から、メリット・デメリット、治療の流れについて解説します。
1. インプラントとは?
インプラントとは、歯を失った部分に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工歯(上部構造)を取り付ける治療法です。1本だけ歯を失った場合でも、複数本失った場合でも治療が可能で、周りの歯を削ったり支えにしたりせず、1本ずつ独立して機能するのが特徴です。
以下に、インプラントの構成を解説します。
①人工歯根(インプラント体)
歯ぐきの中の顎の骨に埋め込まれる、チタン製のネジ状の人工歯根です。生体との親和性が高く、骨と強く結びつくのが特徴です。
②アバットメント
インプラント体と上部構造をつなぐ中間のパーツです。取り外し可能なタイプもあります。
③人工歯(上部構造)
見える部分に装着される人工の歯で、セラミックやジルコニアなどの材質が使われることが多く、天然歯に近い見た目や噛み心地を再現します。
インプラントは見た目だけでなく、機能面でも天然の歯に近づけられる点が、多くの患者さんに選ばれる理由です。
2. インプラントのメリット・デメリット
インプラントは、天然歯に近い見た目と機能を取り戻せる非常に魅力的な治療法ですが、メリットだけでなくデメリットやリスクも存在します。治療の選択にあたっては、それぞれを十分に理解することが大切です。以下に、インプラントのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。
<インプラントのメリット>
(さらに…)
ホワイトニングできる歯の白さには限界がある?持続性やその他の方法
2025年5月15日
白く美しい歯は、第一印象を大きく左右する要素の一つです。歯の黄ばみが気になって、人前で思いきり笑えないというお悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。そんな時に気になるのが「ホワイトニング」です。しかし、ホワイトニングを受けたとしても「どこまで白くなるの?」「どれくらい持続するの?」といった疑問を持つ方も少なくありません。今回は、ホワイトニングで得られる白さの限界や、その持続性、さらにホワイトニング以外で歯を白く見せる方法について解説します。
1. ホワイトニングできる歯の白さには限界はある?
ホワイトニングは、薬剤によって歯の内部にある色素を分解し、自然な白さを取り戻す治療になります。そのため、歯が白くなる限界もあります。また、すべての歯が同じように白くなるわけではありません。元々の歯の色や状態によって、ホワイトニングの効果には個人差が出てきます。
①生まれつきの歯の色には個人差がある
人の歯の色は、象牙質(歯の内側にある組織)の色が影響しています。もともと黄色みが強い象牙質を持つ方は、ホワイトニング効果の限界が早く訪れる傾向にあります。
②加齢による黄ばみは完全に取れない場合もある
年齢とともにエナメル質(歯の表面)がすり減ることで、象牙質の色が透けて見えるようになり、黄ばみが強くなります。ホワイトニングである程度は改善できますが、若年層と比べると歯が白くなる限界があります。
③むし歯や詰め物がある歯は白くならない
ホワイトニングの薬剤は天然歯にしか作用しないため、人工物である詰め物や被せ物は白くなりません。色の違いが目立つ場合には、ホワイトニング後、詰め物や被せ物の再治療が必要になることがあります。
④過度なホワイトニングは歯にダメージを与える可能性がある
過剰なホワイトニングを繰り返すと、エナメル質が薄くなり、知覚過敏を引き起こすリスクがあります。適切な範囲でホワイトニングを行うことが大切です。
⑤基本的に「自分の歯の元の白さ」以上は難しい
ホワイトニングには「シェードガイド」と呼ばれる色の目安がありますが、すべての人が最も白い色にできるわけではありません。
2. ホワイトニング効果の持続性
ホワイトニングで得られた白さがどれくらい持続するかは、生活習慣や口腔ケアの状況によって大きく変わります。効果を長持ちさせるには、適切なアフターケアが不可欠です。
<効果の持続期間は3ヶ月〜1年程度>
オフィスホワイトニング(歯科医院で行うもの)は即効性がありますが、効果の持続は通常3ヶ月〜半年程度です。ホームホワイトニング(自宅で行うもの)は即効性に欠けるものの、継続的な使用で6ヶ月〜1年程度の白さを維持できることもあります。
(さらに…)
ホームホワイトニングは何本で効果がでる?1本の使用期間や効果の持続性を解説
2025年5月14日
自宅で気軽にできる「ホームホワイトニング」は、歯科医院で処方される専用のジェルを使って歯を白くする方法です。しかし、実際に始める前には「何本使えば効果が出るのか」「1本でどれくらい使えるのか」「白さはどれくらい保てるのか」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。今回は、ホームホワイトニングで効果を実感するために必要なジェルの本数や1本あたりの使用期間、さらに効果の持続性について解説します。
1. 歯を白くするにはホームホワイトニングジェルは何本必要?
ホームホワイトニングで歯を白くするには、ジェルの使用量や使用期間が重要なポイントになります。歯の色の変化には個人差がありますが、一般的な目安があります。
①初回は約2~4本が目安
ホワイトニングを初めて行う場合、歯科医師の判断で、まず2~4本のジェルを処方されるケースが多いです。これは約2週間~1か月分に相当し、毎日使用を継続することで、変化を感じる方もいるとされていますが、効果には個人差があります。特に歯の色が濃い方や変色が強い方は、追加の本数が必要になることもあります。
②歯の本数ではなく使用期間で判断
「何本で効果が出るか」という問いは、実際には「どのくらいの期間、継続して使えるか」によって変わります。ホームホワイトニングは即効性よりも継続使用による穏やかな効果が特長のため、1回で劇的に白くなるわけではありません。ジェル1本で約1週間使用できることを考慮すると、効果を感じるまでに数週間かかるのが一般的です。
③歯の色調や目標の白さによっても変わる
元の歯の色が黄ばみが強い場合や、より明るい白さを求める場合は、使用する本数も多くなる傾向があります。逆に、もともと色が明るい方は、少ない本数でも希望する白さに近づける場合もあります。
➃歯科医師の指導に基づく判断が最適
ジェルの使用本数は自己判断ではなく、歯科医師の診断をもとに決めると良いでしょう。歯の状態や生活習慣に応じて最適な量を提案してもらえるため、まずは相談してみることが大切です。
2. ホームホワイトニングジェル1本の使用量と保管期間について
ホームホワイトニングジェルは1本あたりの容量が決まっており、どのくらいの期間使用できるのか、保管の際に気をつけるべき点も確認しておきましょう。
①1本で約1週間分が目安
一般的に歯科医院で処方されるジェルは、1本あたり2.5〜3g程度です。これは毎晩マウスピースに塗布して使った場合、約1週間分とされることが多いです。上下の歯にジェルを均等に薄く塗ることで、無駄なく使用できるでしょう。
②使いすぎに注意し、適量を守ることが大切
ジェルをたくさん使えば早く白くなると思いがちですが、必要以上の量は逆効果です。歯や歯茎に刺激を与えることがあり、知覚過敏などのトラブルにつながることもあるため、必ず指定された使用量を守りましょう。
③保管は冷蔵庫が基本
ホワイトニングジェルは成分が熱に弱いため、冷蔵保存が推奨されます。薬剤の品質を低下させないためにも、長期間保存する場合は必ず冷蔵庫で保管しましょう。
④使用期限にも注意が必要
ジェルには使用期限があります。開封後は早めに使い切ることが望ましく、目安としては3か月以内に使い切るのが理想です。古いジェルは効果が落ちるだけでなく、変質してしまう可能性もあるため注意が必要です。
⑤再利用や共有は避ける
一度使用したジェルを再利用したり、他人と使いまわすことは衛生管理の観点から、使い切りを基本とし、使用者ごとに分けて使用しましょう。
3. ホームホワイトニングジェルの効果の持続性
ホームホワイトニングの効果は永久的なものではありませんが、適切なケアとメンテナンスによっても変わります。ここでは、効果がどれくらい持続するのか、そしてその持続性を高めるためのポイントを解説します。
<ホームホワイトニングの持続性>
①一般的な持続期間は約6か月~1年
ホームホワイトニングによる白さの効果は、早い人で3か月、長い人で1年程度続くと言われています。これは、食事や生活習慣、歯磨きの状態などによって大きく左右され個人差があります。
➁色戻りは徐々に起こる
ホワイトニング直後の白さは時間とともにゆっくりと後戻りしていきます。特に、コーヒーや赤ワイン、カレーなどの色素が濃い飲食物をよく摂取する方や、喫煙習慣のある方は色戻りのスピードが早くなることもあります。
<ホームホワイトニングの持続性を高めるためのポイント>
①定期的な追加ホワイトニングで白さを維持
白さを保つために、3か月~6か月ごとに追加で1~2本のホワイトニングジェルを使用する「タッチアップホワイトニング(追加処置)」があります。白さを維持したい方は、定期的に追加処置を行うことも一つの方法です。
➁日常のセルフケアも重要
ホワイトニング後の白さを維持するためには、日々の歯磨きや生活習慣も非常に大切です。着色しやすい飲食物を控えたり、歯磨き粉に含まれる研磨剤が強すぎないものを選ぶといった工夫も大切です。
➂定期検診やプロフェッショナルケアを併用する
自宅でのホワイトニングケアに加えて、歯科医院での定期的なクリーニング(PMTC)を受けることで、歯の表面を清潔に保ちやすくなります。着色や汚れが気になる場合は、専門的なケアについて歯科医院に相談してみましょう。
④ホワイトニング効果は生活習慣で変わる
食後すぐの歯磨き、色素沈着しやすい食品の摂取を控える、ストローを使って飲むなどの生活上の工夫が白さの持続に関わります。特に初めてホワイトニングを行った方は、これらの点を意識することで持続する期間が変わります。
4. 流山おおたかの森 流山デンタルランドのホワイトニング治療
白い歯は芸能人のもの・・・そんな時代はもう終わりました。今は誰でもホワイトニングができる時代です。
流山おおたかの森駅1分の流山デンタルランドでは、「ホワイトニング」をもっと身近に感じてもらいたい”という思いから、患者さんのご要望やライフスタイルに合わせたホワイトニングを選択できるようにしています。
流山デンタルランドで行っているホワイトニング治療
➀歯医者で短時間で効果「オフィスホワイトニング」
オフィスホワイトニングは、専用の装置を使い、歯に特殊な光を当てて白くする方法のことです。
施術は院内で全て行いますので、恵比寿歯科・矯正歯科に通いやすい方や、柔軟にスケジュール調整ができる方におすすめです。
ホームホワイトニングに比べて白さの持続期間は若干落ちるものの、白くなるまでの期間は短いです。短期間で歯が白くなるため、結婚式などのイベントに向け、それまでに歯を白くしたいという方におすすめします。
➁お家で簡単にできる「ホームホワイトニング」
ホームホワイトニングは、自宅で行うホワイトニングです。マウスピースに専用薬剤を入れ、それを装着します。
歯が白くなるまでの期間はオフィスホワイトニングよりも時間はかかりますが、白さの持続性があります。
「仕事で忙しくて通いにくい」「そもそも歯医者がちょっと苦手で…」という方には、ホームホワイトニングがおすすめです。いつまでに白くしたいという期限は特にないものの、白い歯をキープしたいという方にもおすすめです。
➂歯茎をピンク色に「ガムピーリング」
歯の白さと同じように、歯茎の色も見た目を印象付ける大切なポイントです。
黒ずんでいるなど、くすんだ歯茎よりも、みずみずしく健康的なピンク色の方が印象は良くなります。歯茎をピンク色にしたい方におすすめの方法が「ガムピーリング」です。
特殊な薬剤で歯茎に沈着したメラニン色素を除去します。
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランドでは、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
5. まとめ
ホームホワイトニングでは、適切な本数と正しい使い方を守ることで、徐々に自然な白さを目指しましょう。ホームホワイトニングの持続性には生活習慣やセルフケアが影響するため、定期的なメンテナンスと歯科医院での相談が大切です。
流山市、流山おおたかの森駅周辺でホームホワイトニングをご検討中の方は、流山デンタルランド・矯正歯科までご相談ください。
監修
流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭

インビザライン矯正が難しい歯並びとは?向かないケースと他の治療法を紹介
2025年5月13日
目立ちにくく、取り外しもできることから、選択肢の一つとして検討されることが多いマウスピース矯正「インビザライン」ですが、歯の状態によっては適応が難しいケースもあります。例えば、歯のねじれが強い場合や、大きな抜歯を伴う矯正が必要な場合などは、他の矯正方法を検討した方がよいこともあります。
今回は、インビザライン矯正が難しいとされる歯並びの特徴や、適応が難しい場合に選べる他の矯正方法について詳しく解説します。
1. インビザライン矯正が向かない歯並びの特徴とは
インビザラインは、透明なマウスピースを使って歯を少しずつ動かす矯正方法ですが、構造上、強い力を必要とするケースや、細かい歯の動きを求められる症例では適応が難しいことがあります。以下に、インビザラインが向かない可能性がある歯並びの特徴を紹介します。
①顎変形症
上あごや下あごの骨の大きさや形、位置、バランスに異常が生じている状態です。顔の非対称や噛み合わせの問題を伴うことが多く、マウスピース単体では十分な治療が難しい場合があります。
②骨格性の不正咬合(あごの骨の位置に原因がある場合)
上あごまたは下あごが前後や左右に大きくズレている場合、マウスピース矯正のみでは対応が難しく、外科的処置やワイヤー矯正が必要になることがあります。
③回転している歯の修正
歯が大きく回転している場合や、円柱状の歯は、マウスピースだけでは十分に回転させることが難しいことがあります。
これらのケースに当てはまる場合は、歯科医師と相談し、他の矯正方法も含めて検討することが重要です。
2. インビザライン矯正以外に検討できる矯正方法
インビザライン矯正が適応しにくいケースでも、矯正治療を諦める必要はありません。歯並びや噛み合わせの状態に応じて、他の治療法を選択することで、歯列を整える可能性があります。
①ワイヤー矯正(表側矯正)
広く行われている矯正方法で、金属やセラミック製の装置を歯の表面に取り付け、ワイヤーで歯を動かします。複雑な歯並びや骨格性の問題にも対応しやすく、精密なコントロールが可能です。
②舌側矯正(裏側矯正)
ワイヤーを歯の裏側に装着する方法で、矯正装置が目立ちにくいのが特徴です。ただし、装置の違和感や発音への影響が出ることがあります。
③ハイブリッド矯正
インビザラインとワイヤー矯正を組み合わせた治療法で、マウスピースでは難しい部分をワイヤーで補います。目立ちにくさと治療効果のバランスを取りたい方に適している場合があります。
④外科的矯正(顎変形症に対する矯正)
骨格の問題が大きい場合、顎の手術と矯正を組み合わせることで咬合の改善を目指します。場合によっては健康保険が適用されることがあります。
⑤部分矯正
全体の歯並びではなく、一部分だけを整える方法です。短期間で治療できる場合があり、費用も比較的抑えられます。ただし、適応できる症例が限られます。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、歯科医師と十分に相談し、自分に合った矯正方法を選ぶことが大切です。
3. インビザライン矯正に向いている歯並びの特徴とは?
適さないケースもありますが、インビザライン矯正は多くのケースで適応します。例えば、比較的軽度な歯列不正や、顎の骨格が整っている方には適しています。以下に、インビザラインが適応しやすい歯並びの特徴を紹介します。
➀軽度の叢生(歯の重なりが少ないケース)
歯が少し重なっていたり、わずかに傾いている状態であれば、インビザラインによって改善される可能性があります。歯の移動距離が少ないため、計画的に矯正が進みやすいとされています。
➁軽度の空隙歯列(すきっ歯)
歯と歯の間にすき間がある場合も、インビザラインによる矯正が適応することがあります。マウスピースの圧力を利用して歯を移動させることで、歯並びが改善される可能性があります。
➂前歯の軽度な出っ歯・引っ込み
前歯のわずかな前突(出っ張り)や後退があるケースでは、インビザラインが選択肢の一つとなる場合があります。
➃噛み合わせが比較的整っている
上下の歯の位置関係や咬合力に大きなズレがない場合、インビザラインでも無理なく歯を動かせる可能性があります。
➄矯正後の後戻りの修正
過去に矯正治療を受けたものの、歯並びがわずかに戻ってしまった場合、インビザラインが再治療として適している場合があります。
インビザラインによる矯正が可能かどうかは、歯科医師の診察を通じて判断し、適した治療計画を立てることが重要です。
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科では、マウスピース型矯正治療の圧倒的シェアNO.1の『インビザライン』を使用しています。
《流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正》
➀「フェイスライン」を整えるインビザライン矯正
インビザライン矯正は、歯並びだけでなく、口を閉じたときの見栄えや、顔を横から見たときの「フェイスライン/Eライン」の美しさを整える治療でもあります。
当院では、フェイスラインを意識した治療の提案も行っています。
➁後戻りの矯正治療にも対応
矯正治療で動かした歯が、元の位置に戻ってしまうことを「後戻り」と言います。
歯列矯正の後戻りは再矯正で対応することが出来ます。
➂矯正中の「むし歯や歯周病の治療」も柔軟に対応
当院は、矯正治療と並行して抜歯やむし歯・歯周病治療を行える「総合歯科医院」です。
矯正専門の歯医者では、矯正治療中のお口のトラブル(むし歯や歯周病)に柔軟に対応できないことがありますが、当院では万が一矯正中にむし歯や歯周病になっても院内で治療を行います。
5. まとめ
インビザライン矯正は多くのメリットがある治療法ですが、すべての歯並びに適しているわけではありません。重度の叢生や骨格的な問題がある場合には、他の矯正方法が適していることもあります。一方で、軽度から中程度の歯列不正や咬み合わせに大きな問題がない方にとっては選択肢となるでしょう。
山市、流山おおたかの森周辺でインビザライン矯正についてお悩みの方は、流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科までお問い合わせください。
監修
流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭
