根管治療

〒270-0128 千葉県流山市おおたかの森西1-2-3 アゼリアテラス3階

04‐7199‐9290

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再発を防ぐ
根管治療

※約¥88,000円

なぜ、当院の治療は「再発」させないのか?

根管治療は、難しい治療です。治療の精度や被せ物の種類によって、成功率が大きく変わってきます。下記のデータをご覧ください。

根管治療の
精度
被せ物の種類成功率
パターン①高い自費91.4%
パターン②中度自費67.6%
パターン③高い保険44.1%
パターン④低い保険18.1%

これはアメリカのデータなのですが、「治療の精度が高く」、「自費の被せ物」を使用したパータン①の場合、成功率は90%を超えた非常に高いものとなります。根管治療にとって、「精度の高い治療」が行えることと「良い被せ物を使うこと」がいかに重要かお分かりいただけると思います。当院では、根管治療を成功に導く環境/体制が整っていますので、再発しにくくなっています。具体的な取り組みをご紹介します。

当院が行う「根管治療」

根管治療を行うには、歯科医院の設備体制が重要となります。当院の設備についてご紹介します。

視野を何十倍にも拡大「マイクロスコープ」

視野を何十倍にも拡大「マイクロスコープ」

根管内は、複雑で狭く暗くなっています。当然、肉眼ではその様子ははっきり分かりません。そこで、歯科用顕微鏡の「マイクロスコープ」を利用します。マイクロスコープはルーペ等よりも何十倍も視野が拡大できます。下記の画像を見てください。「肉眼」と「マイクロスコープ」で千円札を見て比較したものです。マイクロスコープはこれほどまでに優れています。

  • マイクロスコープ
  • マイクロスコープ

この画像は、マイクロスコープを使った治療を行ったものです。左の赤丸の黒い影が病巣です。治療後は全くなくなっているのがお分かりかと思います。

  • マイクロスコープ
  • マイクロスコープ

また、マイクロスコープを使うと効率的に治療ができるので、来院回数を減らせる可能性もあります。

立体的に確認できる「CT装置」

立体的に確認できる「CT装置」

通常、歯科医院で使用される「レントゲン」は、2次元(平面)の画像撮影です。「CT」は3次元(立体)で顎の状態を確認できます。これにより、レントゲンでは見えなかった部分も分かりますので、レントゲンでは発見できなかった虫歯も確認できます。

  • マイクロスコープ
  • マイクロスコープ

発見できない」ということは、「治療しない」ということになります。これでは根管治療の再発は防げません。

その柔軟性が強み「ニッケルチタンファイル」

根管内を綺麗にしていく器具が「ファイル」です。通常、ステンレス製のファイルが使われますが、これだと十分ではありません。当院では、より柔軟性に優れ、複雑な形をしている根管の隅々までしっかり対応できる「ニッケルチタン製」のファイルを使用しています。

当院が行う「無菌」根管治療

治療が終わり「これでもう大丈夫」と思ったら、また「痛み」はじめたという経験はありませんか?その理由として考えられるのは「治療中に細菌が侵入してしまった」ことです。これを防ぐためには、治療を「無菌状態」で行うことです。そのために重要な取り組みをご紹介します。

取り組み 1唾液を侵入させない「ラバーダム防湿」

唾液の中には「細菌」がたくさんいます。治療中に、唾液が根管の中に入ってしまうと、また虫歯が再発します。そのため「ラバーダム」というゴム製のシートで、治療部位への唾液の侵入を防ぎます。

取り組み 2根管内を消毒する「EDTA」の利用

ファイルで虫歯を削った時に出る「削りカス」の中にも、細菌が含まれていります。「EDTA」という薬剤を使用して、この削りカスを溶かし、消毒します。

取り組み 3殺菌と歯周組織の再生を促す「MTAセメント」

神経を除去した後、根管内を隙間なく埋める処置(根管充填)が必要となります。通常「ガッタバーチャ」というゴム素材が使われます。しかし「隙間が出来やすい」のです。そこで、当院では「MTAセメント」という薬剤を使用しています。隙間が生まれにくいのはもちろん、根管内を殺菌する効果もあります。そして、さらに「歯の組織を再生」し丈夫にしてくれる効果もあります。

難症例でも当院なら対応できます!

根管治療においても、歯根の先に膿が溜まっている場合など「治療が難しい」ケースがあります。「歯根端切除術」という治療法を行います。

歯根端切除術とは、歯根の先端に溜まった「膿の袋」を取り出す治療法です。患者さんの負担はほとんどなく、治療を終えられます。他院で「抜歯しかない」と言われた場合でも、一度当院に相談してみたください。抜歯せずに入れ歯を回避できる可能性があります。

治療後の歯を「綺麗に」「長持ち」させるファイバーコア

根管治療後は「コア」と呼ばれる支台を入れ、その上に被せ物をしていきます。当院では審美性・耐久性に優れる「ファイバーコア」を利用しています。

ファイバーコアとは?

ファイバーコアとは、グラスファイバーという樹脂素材でできているものです。耐久性、弾力性に優れ、天然歯の「象牙質」に近い素材です。

「天然歯」に近い見た目

この画像はコアに光を当てた時の画像です。左が「ファイバーコア」で、右が「金属コア」です。ファイバーコアは光透過性がありますので、自然の歯に近い見え方をします。

「折れる」可能性

ファイバーコアは、しなります。だから、折れにくいです。「金属コア」は硬くてしなりにくいので、衝撃があると折れる可能性があります。「歯ぎしり」「スポーツ」をする方はファイバーコアの方が良いと思います。

コラム根管治療は「1回目」がとても大切!

なぜ、根管治療は1回目が大切なのか?その理由はシンプルで、2回、3回と治療を繰り返すと、成功率が下がるからです。歯を抜かなければ、ならなくなってきます。

根管治療は「1回目」がとても大切!

だから、当院では最初の治療を適切に行い、再発しない根管治療を目指します。抜歯を回避し、自分の歯で生きることを何よりも大切したいと思っています。

根管治療の主なリスクと副作用について

  • 治療後の感染
    再感染のリスク:根管内に細菌が残っていたり、治療後に隙間ができると、再感染が起こる可能性があります。この場合、追加の治療や再治療(根管再治療)が必要になります。
  • 歯の弱化
    歯が脆くなる:根管治療後、歯の神経や血管が除去されるため、歯自体が脆くなりやすく、割れたり欠けたりするリスクが増えます。そのため、クラウン(被せ物)をすることが一般的です。
  • 治療中の痛みや不快感
    痛みや腫れ:治療後に一時的な痛みや腫れが生じることがあります。これは通常数日以内に治まりますが、強い痛みが続く場合は、再治療が必要になることがあります。

ファイバーコアのリスクと副作用について

  • 破損や折れのリスク
    ファイバーコアの破損:ファイバーコアは弾力性があり金属コアに比べて歯に優しいですが、強い力がかかるとコア自体が折れることがあります。特に、噛み合わせの強い人や、適切にセットされていない場合に破損のリスクが高くなります。
  • 再治療の難しさ
    取り外しが困難:ファイバーコアは硬い素材で歯に強固に接着されているため、万が一再治療が必要な場合、取り外すのが難しいことがあります。これにより、根管再治療を行う際のリスクが高まることがあります。
  • 歯の破折
    歯の根が割れるリスク:ファイバーコアが適切に装着されていなかったり、歯の構造が弱い場合、歯の根が割れることがあります。根が割れた場合は、抜歯が必要になることが多いです。
  • 接着の失敗
    接着の問題:ファイバーコアは接着剤を使って歯に固定されますが、接着が不完全だった場合、コアが外れることがあります。これにより、クラウンが安定せず、再度の治療が必要になることがあります。
  • 変色のリスク
    時間と共に変色する可能性:ファイバーコア自体は審美的に優れているものの、長期間使用していると接着剤や周囲の歯の変色により、審美的な問題が生じることがあります。
  • 歯科治療の選択肢の制限
    次の治療に影響:ファイバーコアを使用した後、将来的に他の治療オプション(例えばインプラントなど)を検討する際に、残存歯の状態が制限されることがあります。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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