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マウスピース矯正とは?基本知識やインビザラインについて解説

2024年11月12日

▼目次

1. マウスピース矯正の基本とその仕組み

2. インビザラインの特徴

3. マウスピース矯正が向いている人

4. マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

 
 
近年、歯列矯正の一つの方法として注目を集めているのが「マウスピース矯正」です。この治療法は透明なマウスピースを使用し、見た目に配慮した治療が可能であるため、多くの患者さんに選ばれています。実際にこの治療法がどのような仕組みで機能し、どのような症状に対して効果があるのかは、あまり知られていないことも多いです。
 
今回は、マウスピース矯正の仕組みや特徴、そしてワイヤー矯正との違いなどについて詳しく解説していきます。
 
 

1. マウスピース矯正の基本とその仕組み

 
マウスピース矯正は、透明なプラスチック製のマウスピースを使って歯を少しずつ動かし、理想の歯並びに整える矯正治療の一種です。
従来のワイヤーやブラケットを使った矯正とは異なり、目立ちにくく、取り外しができるという特徴があります。歯の見た目を気にする方に選ばれています。
 
マウスピース矯正では、まず患者さんの歯の状態を3Dスキャンを用いてスキャンし、そのデータをもとに治療計画を立てます。次に、計画に基づいて作られた複数のマウスピースを順番に装着し、定期的に新しいマウスピースに交換していきます。各マウスピースは少しずつ異なる形状をしており、歯を段階的に移動させます。この過程を数ヶ月から数年かけて行うことで、歯並びを矯正します。
 
 

2. インビザラインの特徴

 
インビザラインは、マウスピース矯正の中でも広く認知されるブランドです。
主に以下のような特徴があります。
 

①世界中での治療実績

インビザラインは、100以上の国と地域で利用されており、1,100万人を超える患者さんが治療を受けた実績があります。この豊富な実績から、軽度から中程度までさまざまな歯並びの症状に対応できるとされています。
 

②精密な3Dシミュレーションによる治療計画

インビザラインの治療は、3Dシミュレーション技術を用いて計画していきます。
治療の初期段階で、歯の移動の過程や最終的な歯並びをシミュレーションするため、治療の見通しを立てやすく、ゴールを確認することができます。
 

➂適応症例が幅広い

インビザラインは、幅広い症例に対応できることでも知られています。特に、従来のマウスピース矯正では難しかった複雑な歯並びにも対応できる場合があり、症例の幅広さで高く評価されています。
 
 

3. マウスピース矯正が向いている人

 
マウスピース矯正は、すべての患者さんに適しているわけではありませんが、以下に、マウスピース矯正が特に向いている方の特徴を紹介します。
 

①見た目を気にする方

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくいため、特に見た目を重視する方に向いています。仕事や日常生活で他人に気づかれることなく矯正治療を進めたいという方や、対面での接客や営業など、外見が重要な役割を果たす職業の方にとって、ストレスなく治療が行える点が大きなメリットです。
 

②自己管理ができる方

マウスピース矯正は、患者が自分でマウスピースを装着・取り外しできるため、自己管理が求められます。マウスピースは1日20~22時間以上の装着が推奨されており、食事や歯磨き以外の時間に装着を忘れると、治療が予定通り進まなくなる可能性があります。そのため、自己管理がしっかりできる方がマウスピース矯正に向いています。
 

➂食事や歯磨きの際に装置を外したい方

食事の際に矯正装置が気になる方や、通常のブラケット装置では食べ物が詰まりやすく、歯磨きが困難になることが心配な方に、マウスピース矯正は向いています。食事や歯磨きの際に装置を取り外すことで、食事の制限が少なく、行うことができます。
 
 

4. マウスピース矯正とワイヤー矯正の違い

 
マウスピース矯正とワイヤー矯正は、どちらも歯並びを治すための治療法ですが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。ここでは、マウスピース矯正とワイヤー矯正の主な違いを解説します。
 

①見た目の違い

マウスピース矯正は、透明なマウスピースを使用するため、装着していてもほとんど目立ちません。一方、ワイヤー矯正は金属製のブラケットやワイヤーを使うため、装置が目に見えてわかります。見た目を気にする方にとって、マウスピース矯正の「目立ちにくい」というメリットは大きいでしょう。特に、成人の方で接客業、営業職の方には、マウスピース矯正を選択される方がいらっしゃいます。
 

②取り外しの可否

マウスピース矯正のマウスピースは、食事や歯磨きの際に取り外せるため、食べ物が装置に詰まる心配がなく、歯磨きやデンタルフロスを使ったオーラルケアも普段通り行うことができます。一方で、ワイヤー矯正は装置が固定されているため、食事中に食べ物が詰まりやすく、口腔内のケアが難しくなることがあります。そのため、食事制限や細かいケアが必要になることがワイヤー矯正のデメリットです。
 

➂通院回数の違い

通常、ワイヤー矯正では、定期的なワイヤーの調整やブラケットのチェックが必要なため、月に1~2回程度の通院が求められます。一方、マウスピース矯正では、マウスピースの交換を自宅で行うことができるため、通院回数が少なく済むことが特徴です。忙しい方や遠方から通院している方にとって、通院頻度が少ないという点は、マウスピース矯正の大きなメリットです。
 
 
マウスピース矯正は、透明で目立たず取り外しが可能なため、見た目や快適さを重視する方に最適です。一方、ワイヤー矯正は複雑な症例にも対応できます。両者の違いを理解し、自身のニーズに合った治療法を選ぶことが大切です。
 
 
流山デンタルランドでは、患者さん一人ひとりに最適な治療プランを提供し、安心して治療に取り組んでいただけるようサポートしています。
流山市、流山おおたかの森駅周辺で歯並びや矯正に関するご相談は、お気軽に当院へお問い合わせください。

 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭




アライナーは何枚必要?マウスピース矯正の治療期間や注意点を解説

2024年11月7日

▼目次

1. アライナーの平均枚数と治療期間

2. マウスピース矯正の通院頻度

3. 矯正治療中にアライナーの枚数は増える?

4. マウスピース矯正で変化を感じるアライナーの枚数

 
マウスピース矯正は、透明で目立たない装置を使用して行う矯正方法です。アライナーと呼ばれる透明なマウスピース型の装置を順番に交換していくことで、歯を少しずつ理想的な位置に動かしていきます。
今回は、マウスピース矯正で使用するアライナーの平均枚数や治療期間について詳しく解説します。
 
 

1. アライナーの平均枚数と治療期間

 
マウスピース矯正で使用されるアライナー(マウスピース)は、患者さんの歯並びや治療の内容によって異なりますが、一般的には20〜50枚前後のアライナーを使用することが多いです。
 
通常、1つのアライナーは約2週間使用し、その後新しいものに交換します。したがって、治療期間は通常6ヶ月から2年程度とされています。
 
アライナーの枚数が多いほど、治療期間が長くなる傾向があります。例えば、軽度の歯並びの不正であれば、20枚程度のアライナーで済むことが多いですが、複雑な歯列矯正が必要な場合は、50枚以上のアライナーが必要になることもあります。
 
 

2. マウスピース矯正の通院頻度

 
マウスピース矯正の通院頻度は、一般的には2〜3ヶ月に1回が目安となっています。しかし、治療開始直後はトラブルが発生しやすいため、1ヶ月に1回の通院を推奨する歯科医院もあります。
 
特に、アライナーに慣れるまでは正しく装着できないことがあり、計画通りに歯が動かない場合や、口内炎ができるリスクが高まることから、通院頻度を高める歯科医院も少なくありません。通院する歯科医院の指示に従いましょう。
 
一方で、装着に慣れてきた後は、4〜6週間ごとに通院し、治療の進行状況やアライナーのフィット感を確認します。ただし、通院頻度は症例や治療の進捗、歯科医院の方針によっても異なるため、必ず歯科医師の指示に従うことが大切です。定期的な通院を続けることで、治療を順調に進めることができます。
 
 

3. 矯正治療中にアライナーの枚数は増える?

 
マウスピース矯正では、治療開始時に必要なアライナーの枚数が決定されますが、治療の進行状況や歯の動きによって、追加でアライナーが必要になることがあります。これは、計画通りに歯が動かない場合や予期しない歯の動きが起こった場合に、新たな調整が必要になるためです。
特に、複雑な症例や歯の動きが予測よりも遅い場合には、追加のアライナーを製作して治療計画を修正することが一般的です。この追加のアライナーは「リファインメント」と呼ばれ、治療の微調整に使用されます。
 

アライナーの枚数を増やさないためのポイント

治療中にアライナーの枚数が増えないようにするためには、いくつかのポイントを守ることが重要です。
 

➀アライナーの装着時間を守る

毎日20〜22時間の装着時間を守らないと、予定通りに歯が動かず、追加のアライナーが必要になることがあります。
 

➁定期的な通院で治療状況を確認する

歯科医院での定期的な診察により、治療の進行を適切に管理し、治療計画の遅れを防ぐことができます。
 

➂アライナーを正しく扱う

アライナーを正しく装着し、破損や紛失がないように注意することも、枚数の追加を防ぐための重要な要素です。
 
 

4. マウスピース矯正で変化を感じるアライナーの枚数

 
矯正治療による効果を感じるタイミングは、個人差が大きいです。マウスピース矯正で最初に変化を感じるのは、4枚目あたりからと言われています。インビザラインのアライナー1枚で約0.25mm歯を動かすことができ、4枚使用すると約1mmの移動となります。敏感な方はその変化に気付くかもしれませんが、歯並びの状態によっては1mmの移動では目に見える大きな変化を感じにくい場合もあります。
 
明らかな変化を感じやすいのは、アライナーの枚数が20枚を超えた頃です。この段階では、治療が進み、出っ歯や乱ぐい歯などが目に見える形で改善されていることが多いです。特に、矯正治療の折り返し地点に近づくと、見た目にもはっきりとした効果を実感できるでしょう。
 
ただし、もともと歯並びが比較的整っている方や、奥歯を後方へ動かす治療を行っている場合には、前歯に大きな変化が現れにくいこともあります。そのため、治療中に効果を実感できるタイミングは、症状によって異なることを理解しておくことが大切です。
 
 
マウスピース矯正では、使用するアライナーの枚数や通院頻度、治療中の変化を感じるタイミングには個人差があります。一般的に、4〜10枚目あたりで初期の変化を感じ始め、20枚を超える頃には目に見える効果が現れることが多いです。
 
治療中にアライナーの枚数が増えることもありますが、装着時間や通院を守ることで計画通りに進めることが可能です。症例や治療方針に応じて、歯科医師の指示に従い、矯正治療を続けることが大切です。
 
 
流山デンタルランド・矯正歯科では、患者さん一人ひとりに最適な治療プランを提供し、安心して治療に取り組んでいただけるようサポートしています。流山市、流山おおたかの森駅周辺で歯並びや矯正に関するご相談は、お気軽にお問い合わせください。

 


監修
 流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭




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