歯ぎしりの癖があってもマウスピース矯正はできる?矯正治療に与える影響と対策
2025年2月3日
1. 歯ぎしりの癖があってもマウスピース矯正はできる?
2. 歯ぎしりがマウスピース矯正治療に与える影響・注意点を解説
3. マウスピース矯正のために歯ぎしりを緩和させるための対策
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランドのインビザライン矯正
歯ぎしりの癖がある方は、「マウスピース矯正をしても大丈夫なのか?」と不安に感じることがあるかもしれません。
歯ぎしりは無意識のうちに起こることが多く、歯や顎に大きな負担をかけるため、矯正治療の妨げになる可能性があると言われています。しかし、歯ぎしりがあるからといって、必ずしもマウスピース矯正ができないわけではありません。
今回は、歯ぎしりの癖があってもマウスピース矯正が可能かどうか、その影響や注意点、そして歯ぎしりを緩和するための対策について解説します。
1. 歯ぎしりの癖があってもマウスピース矯正はできる?
歯ぎしりの癖がある場合、マウスピース矯正で歯並びを矯正することができる場合と、マウスピース矯正が向いていない場合があります。
マウスピース矯正ができるケース
➀軽度の歯ぎしり(ブラキシズム)
夜間の歯ぎしりがあっても、歯や顎関節への影響が少ない場合は矯正可能です。
➁歯科医師の指導のもとで対策を講じられる場合
歯ぎしり用のナイトガードと併用したり、かみ合わせの調整をしながら進めることで矯正が可能なことがあります。
マウスピース矯正が難しいケース
➀強度の歯ぎしりがある場合
常に強い圧力がかかると、マウスピースが頻繁に割れたり変形しやすくなります。
➁顎関節症を伴う場合
顎の痛みや関節のズレがある場合、矯正治療によって症状が悪化する可能性があります。
➂歯のすり減りが激しい場合
すでに歯が大きく削れていると、理想的な噛み合わせが作れず、矯正治療が難しくなることがあります。
歯ぎしりがある方でも、状態によってはマウスピース矯正を進めることができます。
まずは歯科医師に相談し、適切な診断を受けることが大切です。
2.歯ぎしりがマウスピース矯正治療に与える影響・注意点を解説
歯ぎしりは、マウスピース矯正の進行や治療結果に影響を与えることがあります。
具体的な影響と注意点を見ていきましょう。
➀マウスピースの変形・破損による矯正効果の低下
歯ぎしりの影響でマウスピースが変形すると、計画通りに歯が動かない可能性があります。
また、強い歯ぎしりがあると、マウスピースに亀裂が入ったり、破損することがあり、矯正治療の期間が長期化します。
➁マウスピースの装着時間の減少
マウスピース矯正では、1日20時間以上の装着が推奨されますが、歯ぎしりによる痛みや違和感で装着が難しくなるケースがあります。
特に夜間、マウスピースに強い圧力がかかることで不快感が増し、外してしまうと矯正効果が十分に得られません。
➂歯ぎしりによる噛み合わせの変化
歯ぎしりの強い圧力によって歯の位置が予期せず動くことがあり、計画通りの噛み合わせに調整しにくくなる場合があります。
これにより、マウスピース矯正の仕上がりに影響が出たり、追加の矯正期間が必要になることもあります。
歯ぎしりの影響を最小限に抑えるためには、定期的にマウスピースの状態をチェックし、必要に応じて交換することが重要です。
また、歯科医師のアドバイスを受けながら、適切な対策を取ることも大切です。
3.マウスピース矯正のために歯ぎしりを緩和させるための対策
歯ぎしりが強い場合でも、適切な対策をすることでマウスピース矯正を進めやすくなります。
歯ぎしりを緩和するための方法を紹介します。
➀ナイトガード(マウスピース)の併用
矯正用マウスピースとは別に、歯ぎしり用のナイトガードを使用することで、歯やマウスピースの負担を軽減できます。
就寝時にナイトガードを装着し、歯ぎしりの力を分散させることでマウスピースの破損を防ぎます。
➁かみ合わせの調整
噛み合わせに問題があると、歯ぎしりの頻度が増えることがあります。
歯科医師による噛み合わせの調整や、矯正治療を進めながらバランスを整えることで、歯ぎしりの悪化を防ぐことができます。
➂食生活の見直し
カフェインやアルコールは歯ぎしりを悪化させることがあるため、摂取を控えるのも効果的です。
柔らかい食事ばかりではなく、適度に咀嚼回数を増やすことで、顎の筋肉をリラックスさせることができます。
歯ぎしりのコントロールは簡単ではありませんが、日常生活の改善や歯科医師の指導のもとで適切な対策を行うことで、矯正治療をスムーズに進めることができます。
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランドのインビザライン矯正
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランドでは、マウスピース型矯正治療の圧倒的シェアNO.1の『インビザライン』を使用しています。
《流山デンタルランドのインビザライン矯正》
➀「フェイスライン」を整えるインビザライン矯正
インビザライン矯正は、歯並びだけでなく、口を閉じたときの見栄えや、顔を横から見たときの「フェイスライン/Eライン」の美しさを整える治療でもあります。
当院では、フェイスラインを意識した治療の提案も行っています。
➁後戻りの矯正治療にも対応
矯正治療で動かした歯が、元の位置に戻ってしまうことを「後戻り」と言います。
歯列矯正の後戻りは再矯正で対応することが出来ます。
➂矯正中の「むし歯や歯周病の治療」も柔軟に対応
当院は、矯正治療と並行して抜歯やむし歯・歯周病治療を行える「総合歯科医院」です。
矯正専門の歯科医院では、矯正治療中のお口のトラブル(虫歯や歯周病)に柔軟に対応できないことがありますが、当院では万が一矯正中に虫歯や歯周病になっても院内で治療を行います。
歯ぎしりの癖があると、マウスピース矯正ができるのか不安に感じる方も多いですが、適切な対策を行うことで治療を進めることは可能です。軽度の歯ぎしりであれば、通常のマウスピース矯正を行うことができ、必要に応じてナイトガードを併用することで、マウスピースの破損や治療期間の延長を防ぐことができます。
しかし、強い歯ぎしりや顎関節症の症状がある場合は、矯正治療の影響を考慮しながら、慎重に治療方針を決めることが大切です。特に、マウスピースの頻繁な破損や歯への過度な負担が懸念される場合は、歯科医師と相談しながら最適な方法を検討しましょう。
流山エリアでマウスピース矯正について検討されている方は流山デンタルランドまでお問い合わせください。
監修
流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭