インビザライン矯正で奥歯が噛み合わない原因と改善策
2025年4月8日
1. インビザライン矯正で奥歯の噛み合わせが変わる原因
2. 奥歯の噛み合わせの違和感が与える影響
3. インビザライン矯正で奥歯の噛み合わせが合わない時の改善策
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正
「インビザライン矯正」は、矯正治療として透明なマウスピースを使って歯を徐々に動かす方法ですが、治療の最中に「奥歯が噛み合わない」と感じる方も少なくありません。これは、インビザライン治療の特性に準じたもので、適切に対応することで改善されることが多いです。奥歯が噛み合わない状態が続くと、食事のしづらさや顎への過剰な負担となる可能性があります。今回は、インビザライン矯正中に奥歯の噛み合わせが変わる理由やその影響、対応策について詳しく解説していきます。適切な対応を知ることで、スムーズな治療を進めるための参考にしてください。
1. インビザライン矯正で奥歯の噛み合わせが変わる原因
インビザライン矯正は、マウスピース(アライナー)を装着し、歯を段階的に動かして理想の位置に誘導していく矯正方法です。治療の途中で奥歯の噛み合わせが変わっていく理由には、以下のようなものがあります。
➀噛み合わせの変化
インビザラインは前歯から動かすことが多いため、最初の段階では、奥歯の噛み合わせが浮いてしまうことがあります。これは、治療計画に沿って歯を正しく並べていく過程で一時的に生じる状態です。
➁マウスピースの厚み
インビザラインのマウスピースには、一定の厚みがあります。装着中は上下の歯の接触が変わるため、一時的に噛み合わせが浮いたように感じることがあります。
➂顎の位置の変化
歯の移動に伴い、下顎の位置が微妙に変化することがあります。その結果、治療の途中では、奥歯が適切に噛み合わなくなる場合があります。
<よくある噛み合わせの問題>
インビザライン矯正での矯正治療中に発生しやすい噛み合わせの問題として、以下のようなケースが考えられます。
・奥歯が噛み合わない:マウスピースの影響で奥歯が浮いたように感じることがあります。
・片側が噛み合わない:歯の動きが不均一となり、左右どちらかがしっかりと噛めない状況になることがあります。
・噛み合わせが深くなる(過蓋咬合):上の前歯が下の前歯に過剰に覆い被さるような状態になることがあります。
このような噛み合わせの変化は、治療が進むにつれて改善されていくことが多いですが、必要に応じて歯科医師による調整が必要となります。
2. 奥歯の噛み合わせの違和感が与える影響
噛み合わせがずれることで、口の中の違和感が気になって、集中力に影響を与えることがあります。特に、オフィスワークや細かい作業をする方にとっては、ストレスを感じる原因になりやすいです。
また、奥歯が噛み合わず、日常生活での食事や会話に影響を及ぼすようになると、精神的なストレスを感じることもあります。
➀違和感で気が散る
噛み合わせにズレがあると、無意識に口を動かしたり、気になって歯を舌で触ってしまったりと、集中力が低下しやすくなることがあります。
➁顎への疲労とストレス
正しく噛めないことで、顎の筋肉が過度に緊張して、疲労感を感じることがあります。顎へのストレスは頭痛や肩こりにつながることもあります。
➂食事のしづらさ
奥歯が噛み合わないと、しっかり噛むことが難しくなることがあります。また、食べ物をうまく砕けなくなり、消化に影響を及ぼす可能性もあります。
➃顎関節症のリスク
噛み合わせが合わない状態が長く続くと、顎に負担がかかり、顎関節症の原因になることがあります。顎の痛みが出てきた場合や、カクカクする音が気になる場合には注意が必要です。
3. インビザライン矯正で奥歯の噛み合わせが合わない時の改善策
奥歯の噛み合わせが合わないと感じた場合は、早めに歯科医師に相談することが大切です。主な改善策として、以下のような方法が考えられます。
➀マウスピースの追加・調整
治療の途中でも、必要に応じて新しいマウスピース(アライナー)を作り直して調整を行うことがあります。これを「リファイメント」と呼び、インビザラインではよくある工程です。
➁アタッチメントの調整
歯の移動を補助するためのアタッチメントを調整することで、奥歯の噛み合わせを改善することがあります。
➂治療計画の見直しや夜間専用マウスピースの活用
症例によっては、治療計画を見直して再スキャンを行ったり、夜間だけ装着するタイプのマウスピースを使ったりすることもあります。ただし、これらの方法が適しているかどうかは、歯の状態によって異なります。
4. 流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正
流山おおたかの森駅1分の歯医者 流山デンタルランド・矯正歯科では、マウスピース型矯正治療の圧倒的シェアNO.1の『インビザライン』を使用しています。
《流山デンタルランド・矯正歯科のインビザライン矯正》
➀「フェイスライン」を整えるインビザライン矯正
インビザライン矯正は、歯並びだけでなく、口を閉じたときの見栄えや、顔を横から見たときの「フェイスライン/Eライン」の美しさを整える治療でもあります。
当院では、フェイスラインを意識した治療の提案も行っています。
➁後戻りの矯正治療にも対応
矯正治療で動かした歯が、元の位置に戻ってしまうことを「後戻り」と言います。
歯列矯正の後戻りは再矯正で対応することが出来ます。
➂矯正中の「むし歯や歯周病の治療」も柔軟に対応
当院は、矯正治療と並行して抜歯やむし歯・歯周病治療を行える「総合歯科医院」です。
矯正専門の歯医者では、矯正治療中のお口のトラブル(むし歯や歯周病)に柔軟に対応できないことがありますが、当院では万が一矯正中にむし歯や歯周病になっても院内で治療を行います。
5. まとめ
インビザラインでの矯正治療の過程では、奥歯の噛み合わせが変わる場合があります。そのようなときは、歯科医師による診断に基づいた適切な対応を行うことが大切です。違和感を放置したままでは、顎関節症やストレスなどの原因となることもあり、早めに歯科医師に相談することが重要となります。
流山市、流山おおたかの森周辺でインビザライン治療を検討されている方は、流山デンタルランド・矯正歯科へご相談ください。
精密な診断とフォローアップで、スムーズな矯正治療をサポートいたします。
監修
流山デンタルランド 院長 駒澤 秀昭